2005年3月22日発売
『戦後』と呼ばれる時代ー。荒れ果て、秩序が崩壊した街に、一人の少女が降りたつ。彼女の名はコルセスカ。“ある野望”を胸に格闘トーナメントに飛入り参加し、優勝“賞品”である亡国の王女に「必ず救う」と宣言する。改造と訓練による常人離れした体と戦闘技術を駆使し勝ち上がる彼女に、戦う意味を問われた女戦士ルシアは、激しいライバル心を燃やし始める。一方、試合裏では邪悪な陰謀が蠢いておりー!?少女は、狂気と絶望の荒野を駆け抜ける。
「馬鹿圭太!」「だれが馬鹿だっ!」仲間とののしりあう、そんな日常。雑多な文化が溢れる港町で、おれは探偵事務所の社長(失踪した恋人の兄貴)に拾われ、ヌルい毎日を過ごしていた。ある日、大量の銃の買付情報を耳にしたおれは、相棒のシンと共に取引現場へと赴く。一攫千金のチャンスと思いきや、現れた三人組は銃の暴発であっけなく死亡。調査の末、おれはアジア系犯罪組織の関与を突きとめる。その一方で、仲間との日常は確実に揺らぎ始めていた…。
芳野さくらは、初恋の人・朝倉純一がいる初音島に六年ぶりに帰ってきた。桜が咲き乱れる懐かしい景色の中、純一は記憶にある少年ではなく、彼の妹・音夢と学園生活を送るひとりの青年として成長していた。純一たちと再会し、さくらは自分の想いが幼い日の初恋ではなく、今も続く恋心だと知るー。超人気AVG小説シリーズ、第二弾さくら編は、音夢編『桜の螺旋』に続くパラレルストーリー。
サマースクールで、王都に向かうことになったルナ達一行は機関車の旅を満喫していた。機関車がトンネルに入り、周囲が暗闇に包まれた瞬間、まばゆいばかりの光がルナ達を襲う。あまりのまぶしさに、思わず目を閉じたその時、辺りは静寂に包まれたー。不思議な館の中で繰り広げられる物語。少しずつ明らかにされていく世界の謎。そしてルナ自身の過去…。『マジキュー』で好評連載中『ワールズ・エンド』小説版、待望の第三弾登場。