2005年発売
アタシは日本橋えるな。花も恥らう14歳。女のクセに気が強いとか、ちょっとイジワル、なんて言われることもあるけどね。そんでもってアタシん家に居候することになったのがワルガキッド。24世紀からやってきたロボットらしいんだけど、やんちゃなくせにダメダメで、アタシはワルオって呼んでる。本人は史上最強最悪の犯罪ロボットって言ってるけどね。そんなアタシの家に、今度はメイドロボットが未来からやってきた。家事を全部やってくれるんだって。それはラッキー、って思ってたら、なにやらワルオの様子がへん。もしかして二人(?)は知り合い?ねぇーどういうこと。
タートム侵攻の報を受け、国境に先行したベルナルフォン。兵力で勝るタートムの軍勢を相手に、善戦するアルセイフ軍だったが、その裏にはある“特殊な部隊”の活躍があった。遅々として進まぬ戦況に、タートムの将軍カルバイの要請を受けたシズヤ率いる裏切りの暗殺者達がついに動き出す!突如現れた“空からの刺客”に撤退を余儀なくされるアルセイフ軍。さらにベルナルフォンはその責を問われるが、その時、援軍として現れたのはー!?数奇な運命に翻弄される少年・少女達。その裏で、国を守る男達のもう一つの戦いが始まるー!人気シリーズ第8弾。
「人間じゃなくて“爆弾”?」「はい、そうです。最新型ですよ〜」。ある日、空から落ちてきた50ギガトンの“爆弾”は、なぜかむかし好きだった女の子に似ていて、しかも胸にはタイマーがコチコチと音を立てていてー「都心に投下された新型爆弾とのデート」を描く表題作をはじめ、「くしゃみをするたびに記憶が退行する奇病」「毎夜たずねてくる死んだガールフレンド」「図書館に住む小さな神様」「肉体のないクラスメイト」などなど、奇才・古橋秀之が贈る、温かくておかしくてちょっとフシギな七つのボーイ・ミーツ・ガール。『電気hp』に好評掲載された短編に、書き下ろしを加えて文庫化。
「人類を代表し、宇宙人と友好条約を締結した」-アメリカ大統領の突然の発表に、世界に激震が走った。彼ら三種族連合移民船団ートリオンの宇宙船は数十年前から地球人類の調査を行い、各国政府と接触をしていたというのだ。だが平凡な高校生・芹沢望にとって、それは「直接は関係ない大ニュース」のはずだった。トリオンと地球人の間に生まれた美少女・絹が芹沢家にやって来るまでは…。地球の常識を知らないうえ負けず嫌いの絹と、ことあるごとに衝突してしまう望。だが絹の心の内に触れるうちに…。大胆な設定と、細やかな心理描写で描く、青春SFシリーズ第1弾。
「シャノン兄ー引いてる引いてる!」「うるさいなお前は。魚が逃げる」「廃棄王女」として国から追われるパシフィカと彼女の「守護者」シャノン。二人に血のつながりは無いが、誰よりも強い絆で結ばれた兄妹だ。そしてそれを微笑みながら眺める義姉ラクウェル。いつも通りの口喧嘩を始める二人+一人を遠くから見ている目があった。観察者リーテ・トリジコン。危険対象である「廃棄王女」一行を観察し、国に報告するのが任務である。毎日、三兄姉妹を観察するうちに、孤独なリーテの心には不思議な感情が芽生えるようになっていた(『見つめる者』より)。旅の途中のパシフィカたちを描いた懐かしい短編3本に加え、シャノンとゼフィリスの心の絆を描いた書き下ろしも収録。
『殲滅眼』という魔眼を持つ男ティーアとともに、魔眼保持者たちが隠れ棲む村へ向かうため、フェリスやシオンに何も告げずローランドを出国したライナ。だが、その村はガスターク帝国の魔眼狩りによって滅ぼされてしまう。行き場を無くしたライナだったが、フェリスの説得によって再びローランドに帰ってきた。そこで彼を待っていたのは相棒の執拗なイジメと、親友が用意してくれた膨大な仕事の山。悪魔王シオンによって不眠不休で働かされ死にそうになりながらも、ライナはひとときの平和に浸る。しかし、水面下では様々な者たちの思惑が複雑に絡まり合い、ライナを時代の渦のなかに呑み込もうとしていた…。アンチ・ヒロイック・サーガ、第九弾。
戦火を拡大させる脅威としてアークエンジェルを討て──ついに下されたミネルバへの特命。ステラをフリーダムに奪われたシンの瞳が赫く燃える! その怒り、すべてを灼き尽くすまで鎮まらぬ運命なのか!!
暗黒の島の覇権を握ろうとした新生マーモ帝国も、ついに滅んだ。だが、それはつかの間の勝利にすぎなかったのである。スパークたちの前に、帝国の陰で暗躍してきた、破壊の女神の教団が、その真の姿を現したからだ。教団の狙いは亡者の女王の魂をもつニース。かつての支配者を覚醒させ、マーモのみならず、世界を滅ぼそうというのだ。ロードスの未来を守るため、スパークは最大の敵に挑む!大河ファンタジー、いよいよクライマックス。
「やっと逢えたー」わたくしを抱き締めてそう言ったのは、千年前、かぐや姫の恋人だった狩人さんでした。この方と結ばれれば、悪霊にならずにすむのでしょうか。月と地球は、癒され平和になるのでしょうか。航平くんには恋さんがいらっしゃるし、それが一番いいのでしょうか。そして、航平くんや皆のため、世界のため、わたくしが選ぶべきなのはー。奇想天外、地球規模ハートフルラブコメ、感動の完結編。
滅びたはずの候国ータブナジアで、アルとイーリスはようやく再会を果たす。そんなタブナジアへ20年間、訪れようとしていた男がいた。彼の名はクラウス。何故、彼はタブナジアを目指していたのか?ファミ通文庫だけのオリジナルストーリーが堪能できる『ファイナルファンタジー11』ノベライズシリーズ第14弾。新しい土地を舞台に、新しい冒険が始まります。
王立魔法学院で毎年行なわれる初夏恒例の修学旅行、『サマースクール』で王都へと到着したルナたち一行は、裏通りの小さな路地裏で精霊密売の現場を目撃する。密売団の後を追いかけるルナとファム、カーマイン、そしてエルミナ。見事にあっさり見つかり、捕われの身となった彼女たちだが、密売団を仕切っていた魔法使いはルナの秘められた力に気が付きー。『マジキュー』で好評連載中の『ワールズ・エンド』、待望の小説第四弾ついに登場。
双子のように育った遠子と小倶那。だが小倶那は“大蛇の剣”の主となり、勾玉を守る遠子の郷を焼き滅ぼしてしまう。「小倶那はタケルじゃ。忌むべきものじゃ。剣が発動するかぎり、豊葦原のさだめはゆがみ続ける…」大巫女の託宣に、遠子がかためた決意とは…?ヤマトタケル伝説を下敷きに織りあげられた、壮大なファンタジーが幕を開ける。
『法の書』 は伝説の魔術師が記した、天使を召喚することができるという驚異の魔道書。その魔道書が解読法を知るシスターとともにさらわれた。学園都市でぼけーっと日常を過ごしていた上条当麻には、まったく関係ない出来事だった…… はずなのだが、“不幸” にもその救出作戦に参加させられるはめに!3つの魔術組織が上条当麻と交差するとき、驚くべき事実が……!科学と魔術のハイエンドストーリー第7弾!
坂井悠二の許に“日常”が帰ってきた。御崎高校には学園祭の季節が訪れ、クラスメイトたちは期待を胸に抱き日々を過ごしていた。シャナも、その“日常の中の非日常”を楽しもうとするが、吉田一美と仲良くする悠二を見て、どうしようもなく気持ちが不安定になるのだった。この気持ちはいったい何なのか…シャナの中で再び葛藤がはじまったとき、ついに彼女は辿り着く。身体全体で感じて、そして理解した。“好き”の本当の意味をー。奇才・高橋弥七郎が放つ、渾身の学園ストーリー!
坂井悠二の許に“日常”が帰ってきた。御崎高校には学園祭の季節が訪れ、クラスメイトたちは期待を胸に抱き日々を過ごしていた。シャナも、その“日常の中の非日常”を楽しもうとするが、吉田一美と仲良くする悠二を見て、どうしようもなく気持ちが不安定になるのだった。この気持ちはいったい何なのか…シャナの中で再び葛藤がはじまったとき、ついに彼女は辿り着く。身体全体で感じて、そして理解した。“好き”の本当の意味をー。
伝説の魔術師が記した、天使を召喚することができるという驚異の魔道書『法の書』が、解読法を知るシスターと共にさらわれた。学園都市でぼけーっと日常を過ごしていた上条当麻には、それはまったく関係ない出来事ーのはずだったのだが、“不幸”にも何故かその救出作戦に加わることに…。しかもさらった犯人は『天草式十字凄教』、つまり神裂火織が女教皇を勤めていた宗派だというのだ…!インデックスが所属する『イギリス清教』、今回の依頼主の『ローマ正教』、そして神裂火織がかつてトップにいた『天草式』。三つの魔術組織が上条当麻と交差するとき、物語は始まるー!