2006年4月10日発売
学園都市最大級行事「大覇星祭」。それは、超能力開発機関である学園都市に存在する全ての学校が合同で体育祭を行う、という超大規模イベントだ。その行事には、もちろん上条当麻も参加する。しかし彼の“不幸”は健在で、空腹のインデックスには噛みつかれ、大覇星祭運営委員の吹寄制理には糾弾され、御坂美琴には競技中にビリビリを喰らわされ…!?そんな中、謎の霊装『刺突杭剣』を巡り、とある魔術師が学園都市に侵入した。オリアナ=トムソン。魔術業界屈指の「運び屋」で、『追跡封じ』と称される彼女の目的とは…!科学と魔術が交差するとき、上条当麻の物語は始まるー。
仕立屋『薔薇色』の店主クリスは内気な少女。着る人の心をドレスに映し出すことができるが、自分の恋には臆病で…。再起を賭ける女優マーガレット・ベルの舞台衣装を仕立てることになったクリスだが、心の闇を引き出す「闇のドレス」の存在に怯える。クリスに思いを寄せる公爵の令息・シャーロックは彼女をそっと見守るが、華やかな舞台の裏では事件の兆しが!大好評ヴィクトリア朝ロマン。
彼女の敵は世界。周り中のすべてを焼き尽くしても、なお足りぬ怒りと憎しみの対象ー理由などない。生まれたそのことが間違いだったとしか言いようがない。生きながら冥界にいるのと同じように、心が凍てついている。…でもその心の中にひとつだけ例外がある。喩えるならば神話のオルフェのように、一度は死んだはずの人間を助けにあの世まで下りていき、死神にも挑んだ少年のー嘘で塗り固められた世界の謎に挑もうとする者と、さらに大きな嘘を押し通すため、謎を利用しようとする者たちが織りなす、これは虚しき仮面劇の物語。その欺瞞の行き着く先に待つものは、燃える世界か、凍れる未来かー容赦なきブギーポップは彼女たちに如何なる裁きを下すのか。
学園都市最大級行事「大覇星祭」。それは、超能力開発機関である学園都市に存在する全ての学校が合同で体育祭を行う、という超大規模イベントだ。その行事には、もちろん上条当麻も参加する。しかし彼の“不幸”は健在で、空腹のインデックスには噛みつかれ、大覇星祭運営委員の吹寄制理には糾弾され、御坂美琴には競技中にビリビリを喰らわされ…!?そんな中、謎の霊装『刺突杭剣』を巡り、とある魔術師が学園都市に侵入した。オリアナ=トムソン。魔術業界屈指の「運び屋」で、『追跡封じ』と称される彼女の目的とは…!科学と魔術が交差するとき、上条当麻の物語は始まるー。
“困っているものを助ければ幸運の鍵になる”という幼馴染みの占いを信じて、いじめられていた仔猫、募金のお姉さん、汚れた桜を助けた水上弘司。その夜、いきなり彼の家に訪ねてきたネコマタ美少女&鶴女の美女&神様美幼女から、それぞれのはにかみ求愛を受けた弘司は、一生付き添われることになったのです。一つ屋根の下で賑やかに暮らす生活も慣れてきたかと思われた頃、何かと奈々に対抗意識を燃やす同級生・黒崎沙耶香が弘司に急接近。もちろん狙いは奈々の動揺を誘うためだったわけだけど…。身体&体力測定の健康診断は、美亜と千鶴とさくらはもちろん、奈々まで巻き込み、トリプル赤面ラブコメ第三弾に。
曰く、この世界に存在する怪現象は、全て“神の悪夢”の欠片である。この悪夢の泡は人間の意識に浮かび上がると、急速に人の恐怖や悪意や狂気と混ざり合う。そして、現実世界を変質させながら溢れ出し、悪夢の物語を作り上げる。だが、浮かび上がった悪夢の泡が非常に大きかった時、個性が希釈されて物語の『元型』に近くなる。明示的、暗示的、様々な形で『昔話』や『童話』のエピソードに似たものになるー。普通であることが信条の白野蒼衣と、過去を引きずりつつ悪夢と戦う時槻雪乃。人間の狂気が生み出した灰かぶりの悪夢の中で出会った二人が辿る物語とはー!?鬼才が贈る幻想新奇譚、登場。
ーもう少し、もう少しだけ、こっち側にいてもいいかな。もう少しだけキーリと一緒にいてもいいかな…。遠からず自分も自分に決着をつけるときが来る。終わりを迎えるときが来る。でも…。もしも誰かが、この惑星に何かの奇跡の力を持った誰かがいるのなら。願わくはどうか、もう少しだけ彼女と一緒に…。キーリとハーヴェイ、ラジオの兵長、ベアトリクス、ユリウス、彼らと彼らを取り巻くすべての人々が、辿り着いた“終わり”と“始まり”とはー。第9回電撃小説大賞“大賞”受賞作シリーズ、遂に完結。
その少年はたった一人で数千の兵を相手にしようとしていた。得物は小刀のみ。まぶたに浮かぶのは、強く、けれどはかなく世界に翻弄される少女の姿だったー。由宇に残された命の時間はたった10分。焼け付くような焦燥感とともに、息をつくことすら許されぬ壮絶な闘いへ、闘真は身を投じるのだった!場所は移り、NCT研究所。堅牢を誇る防壁は破られ、黒川の魔手は最後の聖域へと迫りつつあった。わずかな可能性を信じ八代は絶望的な闘いを挑む。そこに一筋の光明があることを信じながら…。死闘の果てに待つのは、破滅か栄光か。それぞれの信念をかけた闘いが始まった。
城翠大学の一大イベント、3日連続の学園祭、その一日目。周と凛々子は異常な閉鎖空間の中に閉じ込められていた。すっぽりと闇のようなものに覆われてしまった講義棟。その中で、脱出するすべを探し、あがく周たち。この状況がどうやら魔術によるものであり、さらに周たちの中に魔術師の息がかかった裏切り者がいるらしいことが判明する。それが、それぞれの疑心暗鬼を招くことになり…。招かれざる客“D”が来たりしとき、逃げ場のないその空間は恐怖と緊張で満たされる。魔術師と“D”の物語、登場。
はじめまして。わたしは早瀬里織奈。中学二年生です。恥ずかしくて仲良しの恵にしか話してないんだけど、クラスメイトの天現寺大地くんのことがとっても気になります。告白する勇気なんてないので、恵に頼んで、同級生6人で遊園地に行くことにしました。もちろん大地くんも一緒に。まずは「ただのクラスメイト」から「ちょっとした友達」になれればいいな。そんなことを思っていたら、立ち寄った遊園地のお土産屋さんで小さな事故が。大地くんがナイフで手を切ってしまったの。と、その瞬間、目の前のものが歪んできて…。阿智太郎が贈る新シリーズ。ちょっとラブリーな大冒険がいま始まる。
平凡な高校生・唐崎省吾との共同生活を始めた、虹色の瞳を持つ少女・入州帚。人並みの幸せをかみしめる帚の前に現れたのは、神話世界の住人“ミス・ミステイク”だった。彼女の撒く“失敗の羽根”は人々に取り憑き、やがてその羽根が発動するとき、人はありとあらゆる行為に“失敗”し、破滅を迎えてしまうー。“ミス・ミステイク”に闘いを挑む帚だったが、その胸には既に“失敗の種”が植え付けられていた。省吾の身を案じる帚は、省吾を突き放し、一人で闘う決意を固めるが…。大好評シリーズ2弾。
「君臨者が誰かは、もう、おわかりよね」体育祭迫る新学期、桜菱中に嵐のような二人の転校生がやってきた。“王(レクス)”の璃堂千花は、傲慢高飛車お嬢様。彼女の“境界守護士(ディフェンソル)”滝坂リュウトは、口も性格も柄も悪い不良少年。主従の関係ながら犬猿の仲の二人に翻弄されて、慎とユイナは想いを深める暇もない。そこへ新たな敵の予兆が現れる。体育祭の準備が進む中、不穏な気配が強まり次第に緊張が高まっていくがー。“王”と“守護士”が織り成すバトルアクション第二弾。
何でも願いを叶えてくれる秘薬を巡り、ようこと薫の犬神=11人の女の子たちが大バトル!勝者を決めるのは、一人一人がルールを定める犬神伝統の“白骨遊技”。ガチンコの筋肉勝負から早口言葉対決、挙げ句に啓太脱がし勝負まで、もう何でもありのめちゃくちゃな状態に…。果たして、勝者となったのは?そして秘薬の行方は?この他、みんながセーラー服で登場する犬上女学園を舞台にした話や、寒い雨の日にようこがお昼寝するほのぼのとした話など、全5編。さらには若月神無先生のコミックも1編収録!ますますハイテンションの第9巻。
繁栄を謳歌する人類文明の陰で、静かに歴史に埋もれていくはずだった闇の眷属ー“獣”。だが何者かがもたらした“戦器”が、彼らの運命を変えた。本来の力と本能を取り戻し、再び人を狩る存在となったテリオンを前に、人類に為す術はなかったー。篠宮拓也は、兄妹同然に育った礼菜と共に私立東堂学園に通う平凡な高校生。だが転校生・久慈日向子に心惹かれたときから、彼の日常は崩壊してゆく。街に跳梁するテリオンの陰、そのテリオンを追っているという日向子ー。そして失われていた幼い日の記憶を拓也と礼菜が取り戻した時、運命の輪は回り始める!アクション・ホラーシリーズ第1弾。