2006年8月31日発売
翼手の盟主の痕跡を辿り、ロシアへと渡った小夜たち。それを待ち受けていたのは、ディーヴァの守護者たる強力な翼手“シュヴァリエ”だった。そのシュヴァリエとの戦いのさなか、小夜は恐るべき真実を告げられるー「あなたは、わたしたちの同胞なんですから」その言葉に戦う意味を見失った小夜は、己のルーツを追い求め、始まりの地“動物園”へと向かうが…。大人気アニメを完全小説化!折れた闘争心を奮い立たせて剣を握れ、小夜。
20世紀初頭、ロシア。翼手を倒そうと懸命な少女・小夜の姿に、いつしか心を許し始めた赤い盾の少年たち。小夜の美しき従者・ハジは、どこか寂しい思いを噛みしめる。(小夜が穏やかでいられるのなら、それでいい…)だがそんな彼らに、謎めいた“灰色の枢機卿”グレゴリーと、宿敵・DIVAの魔手が迫りー!?小夜とハジー二人の強い絆は、誰も断ち切ることはできない!!大ヒットアニメ「BLOOD+」必読のアナザー・ストーリー第2巻。
任地の茶州から王都へ帰ってきた、彩雲国初の女性官吏・秀麗。しかし久々の故郷に喜ぶ間もなく、彼女はある出来事の責任をとるため、高位から一転、冗官として再出発することに!しかも、一時登城禁止を言い渡された秀麗は、街で自分にできることを探し始める。周りの皆に見守られつつ、ガンバル秀麗だけど、突然ヘンテコな貴族のお坊ちゃまに求婚されて!?またもや嵐が!?超人気シリーズ、満を持しての新章開始。
西日本帝国と東日本共和国との戦争危機は去ったものの、日本列島は戦争以上の“脅威”にさらされることになった。それは、謎の巨大生物の来襲…。休暇中に非常呼集をかけられた西日本帝国海軍の愛月有理砂中尉は、仲間たちとともにF18ホーネット艦上戦闘/攻撃機を駆り東日本領に突入し、この巨大生物への攻撃を試みる。しかし、近代兵器はその怪獣にまったく通用しない-!?夏見正隆のデビュー作シリーズ、ここに堂々の完結。