2008年7月10日発売
ルックスも頭も良くて女子に大人気のセロン。可愛くおとなしそうで実は正義感あふれる天然系(?)のメグ。セロンの親友、熱血漢金髪のラリー。長身でメガネをかけたサバサバ女子のナタリア。美形長髪でちょっと皮肉屋のニック。新聞部部長で情報通、カメラを手放さないジェニー。-6人の個性豊かなメンバーによる、恋あり、友情あり、ミステリーあり、のドキドキハラハラワクワクドタバタ学園物語、第3巻!新生“新聞部”に、演劇部の副部長から“ある物”を探して欲しいという依頼が持ち込まれた。捜索に乗り出したメンバーだったが…!?
容姿端麗で才色兼備、『白銀の星屑』という二つ名まで持つ超お嬢様、乃木坂春香。温泉旅行で彼女と一緒に乗り切った最後の夜は一生忘れることのないもので、俺たちの関係をほんの少しだけ進めたというか気持ちが通じ合ったというか…。そんな面映ゆい気分で正式な初デートに誘われたからか、なぜか春香がいつもよりも可愛く見えてしまうのだった…。チビっ子戦闘メイドとランデヴーなメイド的新年会や、美夏との密着@密室に戸惑ったお嬢様女子中学校潜入日記、果ては意外な一面を知ることになった椎菜のケガ見舞いなど、ある意味いつも通りの日常を過ごす俺は、その日常がいつまでも続くと思っていたのだがー。お嬢様のシークレットラブコメ第八弾。
読書嫌いの高校生・文人のもとに、ある日“飛び出す絵本”が舞い降りてきた。そしてその“絵本”から、全裸の女の子が“本当に”飛び出して!?フィフと名乗る少女は、『本が実体化して街を混乱させている』と偉そうな講釈を垂れるものの、その姿はずっとシーツ一枚のまま。慌てる文人を尻目に、さらにフィフは「拙はそなたのものじゃ」と言い始め、彼女と共に古典文学と戦う羽目に!ていうか、それより早く下着を穿いて…!!ちょっとHな学園文学(?)コメディ登場。
雪が降りそうな冬のある日。雑踏の中で僕はひとりの女の子とすれ違った。銀色の髪の、きれいな少女。なぜか、目が合った僕のことを驚いた顔で見つめていて…。でもそれはたった一度の偶然の出会い。なにも起こることはない、はずだった…。だけど数日後、僕は見知らぬ男女に連れられてその少女と再会する。デジタルツールを使わなければ誰からも知覚されず、誰のことも知覚できない“黄昏の子供たち”と呼ばれる特異な子供たち。少女は新たな進化のカギを秘めたその“黄昏の子供たち”の一人だった。互いに孤独を秘めた少年と少女が出会う、せつなく温かい物語。
闇魔に心身を蝕まれるまま周囲の人を害してしまうことを恐れ、デュアンは同行していたアニエスをも振り切ってひとり旅立つ。そんな彼の身を案じ、追いかけてきたのはクレイ・ジュダとランド。オパールのいる氷雪の森へ向かうため、三人は聖なる泉のあるモルダッシュの坑道を進んでいた。その一方で、どうにかしてデュアンを救いたいルルフェットは、アニエスとふたり、行動を起こすのだが…!?闇魔をめぐってさまざまな思惑が動き始める。運命に翻弄されるデュアンの行方は!?のちに伝説となるデュアン・サークの冒険譚、最終章の幕が上がる。
魔族に乗っ取られたエルフール王家。逃げ延びた姫君・イリアードを保護するため、セロ達はダイナースクの街へと向かう。ところが潜伏先の酒場は何者かの襲撃を受け、イリアードは護衛の騎士達と共に行方をくらませてしまった。そこに魔族の暗躍を感じた一行は、手がかりを求めて街の地下に広がる廃坑へと踏み込む。だがそこは、廃坑とは名ばかりの“迷宮”だったー迷宮の奥で離ればなれになったセロとフィノ、辿り着いた場所でそれぞれが見たものとはー?渡瀬草一郎が贈るファンタジー冒険譚、第3弾。
かつての湯ヶ崎での生活を取り戻すため、舞はレレナを手に入れようと学校生活に入り込んできた。そして、レレナが自分のもとに来なければ、日常を壊すと宣言する。大切な人を失いたくないレレナだが、舞の言葉に従うこともまたできないのだった。そんな時、ツキシマがレレナと朧にあるゲームを持ちかけてくる。それは、戦いの決着を朧とツキシマの『命』によって付けようというものだった。哀しき過去に立ち向かうレレナが下す決断とは!?『吸血鬼のおしごと』続編、激動のクライマックス。
男らしくなりたい!あんた、今さら…なことで悩む亮士くん。その願いを叶えてあげようとばかりに出てきたのが美少年なアニキ、猫さんだった。男が壁を乗り越えるためにする事といえば、猫さんの思考回路では修行になるらしい。亮士くんの変人警報は危険を知らせるが時すでに遅し。無理矢理、アホな特訓に付き合わされるのだった。合掌。そんな二人をよそに、久しぶりに鬼ヶ島高校が悪企みをしていた。その魔手は御伽銀行へと伸びー。みんなのピンチに亮士くんは特訓の成果を発揮できるのか!?できなきゃ悲しいぞ!今回の展開はめっちゃ熱い。
海星 VS ADEM・米国第四艦隊連合軍。 もはやそれは戦争と呼べるものだった。 黒川の万全の布石は、世界最強の軍事力を誇る米国すら凌駕した。 ニミッツ級空母は炎上し、戦いは海星の圧倒的優位に進む。 フォーツー・ポイント。 深海2222メートルに沈むフリーダムの機内に闘真と由宇はいまだいた。 脱出を図る二人だが、忽然と闘真の前から姿を消す由宇。 由宇を救出できたというのは自分の願望が見せた幻なのか? 憔悴する闘真の前に現れたのは、因縁の敵・ベルゼブルだった! 有効な手だてがないまま沈黙する伊達。 勝利を目前とし、最後の一手を放つ黒川。 世界の命運が懸かった戦いの行方は!?
不思議な力が宿った器物ーアンティーク。今日も贋物を掴まされた美人が嘆いています。つまり付喪堂の店頭に新たなガラクタが増えたわけです。アンティークは人を選ぶのか、切にその存在を願っている者は期せずして手に入れることがあるようです。ある少年の話をしましょう。幼馴染みの恋多き少女のキューピッド役をする少年がいました。彼は運命の赤い糸を自由にできる指輪を手に入れたのです。人の運命を握ってしまった少年はどうなるのでしょう?それは本来の出会いを捻じ曲げてしまうわけで…。あなたならそれでも使いますか。
自らの意志を持ち成長する“機剛人形”の少女ハリケーンは、彼女を作った機鋼人形師の少年サツキに連れられ、マリスの街にやって来た。サツキは抱えてしまった莫大な借金を返済し、ハリケーンに「最高のご主人」を見つけるため、田舎町イリエからやってきたのだが…。機鋼人形作りにしか興味のない少年サツキ、作られたばかりでイマイチ常識のないハリケーン、そして非常識で頼りないサツキの面倒を見るうちに常識が染みついてしまった苦労人(?)の犬型機鋼人形トルネードを巡る、ほのぼのストーリー登場。
高校生の赤松祐樹は、「“シフト”世界」では半人半獣のトカゲ男・ラケルとして隠者のような生活を送っていた。だがしかし、異世界の出来事が現実世界に“侵触”をはじめたとき、ラケル=祐樹は一つの決断を下す!「夢の世界」では獅進リカルトと対峙し、「現実世界」では日野鷹生との勝負に臨む。徐々に明かされるラケルの過去と、世界の“クリア”にかかわる、『魔王』と『勇者』、そして『姫』の存在ー。はたして世界はクリアされるのか?『悪魔のミカタ』の著者・うえお久光が贈るモダンファンタジー、第2弾。