2009年3月14日発売
アストフェルの舞姫(炎に舞う恋の花びら)アストフェルの舞姫(炎に舞う恋の花びら)
舞師シュマリアの今度の任務は、『白塔都市』で行われる政略結婚の、目下マリッジブルーな花嫁の付添い人。王太子ナセルとは離れているが、(国家機密の!)星魔術を使った逢瀬(?)に幸せな気持ちに…。ところがその逢瀬中、襲撃にあったらしいナセルと突然通信が途切れた。そして“星流の瞳”を持つシュマリアを“炎帝の神子”にしようと、その前に姿を現したのはー!?王太子ナセルとの恋&バルク家との戦いもクライマックスへー。舞姫が奏でるアラビアンファンタジー完結巻。
雛のほそみち雛のほそみち
吉村雛、16歳。幼い頃から剣の腕を磨いてきたけれど、幼馴染みの佐々木鹿之助に勝てないのが最近の悩み。でも、そんな雛だった年頃の女の子!憧れの人への淡い乙女心なんかもあったりするわけで…なのに、江戸一番の醜男に見初められちゃったから、さぁ大変!?意に染まぬ結婚をさせられるぐらいならと、お師匠様と慕う俳聖・松尾芭蕉とその弟子で憧れの人・曾良の旅について行こうと決意をするが、なぜか鹿之助までついてきてー!?恋にも剣にも真っ正直!若葉印の旅立ちは、最初から波乱万丈。
紅蓮の翼(夜明けを告げる祝祭の歌)紅蓮の翼(夜明けを告げる祝祭の歌)
手強い魔物の討伐後、ココシュカが突然「大人の体」になってしまった。実はこれまで、不治の病を「ウルトリアの呪い」という術で食い止めていたのだという。術が解け、死に向かって急速に衰弱していくココ。同じ頃、聖なる神殿の中で魔物が暴れる異常事態が起こった。やがて判明した意外すぎる犯人に、カナイと守護者たちの間には修復しがたい亀裂が走りー!?悲しみの連続とけた違いの強敵を前に、カナイが選んだ運命とは?絆と恋の幻想浪漫譚、堂々の最終章。幼かった神鳥は今、伝説へー。
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