2011年5月31日発売
1924年、春。東洋の島国からソヴュール王国に留学してきた優等生の久城一弥は、学園に伝わる“春やってくる旅人が死をもたらす”という怪談から“死神”とあだ名され、クラスで孤独な日々を送っていた。そんな中、怪談どおりに殺人事件が起きてしまい…!?容疑者となった一弥を救ったのは、図書館塔最上階で書物を読みあさる不思議な美少女、ヴィクトリカだったー。それぞれの出会いを描く、「GOSICK」はじまりの短編集。
時は平安。殺人未遂と、皇后へ呪詛をかけた犯人として追われる身となった昌浩。その背後では播磨陰陽師の長から遺わされたという男が事件の糸をひいていた。しかし、冤罪で捕縛されそうになった昌浩を、なぜか播磨陰陽師の螢が助け、共に逃亡する。その途中、昌浩たちは何ものかの式に襲われてー!?さらに、都では帝が昌浩の父・吉昌をはじめ、安倍家のものたちの罷免を計画していた。雌伏の時を数える“籠目編”第三弾。
彩雲国を脅かす蝗害の回避策を求め、官吏として奔走する秀麗は、ついに異能の一族・縹家の全面的な支援を取り付ける。一方国王・劉輝は、全権を門下省長官の旺季に委任し、未だ沈黙を守っていた。飛蝗の大群が迫る紅州へ馬を飛ばす旺季。そして瑠花と珠翠に後押しされ縹家を出た秀麗も、僅かに残されたおのれの命の刻限を自覚しながら、同じく紅州へと向かうがー。シリーズ第17弾、緊迫の最終巻「紫闇の玉座」(上)、ついに登場。
第五師団の同僚・アレックスは見た!ミレーユ扮する男装のミシェルを見守る(つけまわす!?)、ロジオンの異様な眼差しを!果たしてロジオンの思惑は!?「身代わり伯爵と危ない保護者」。その他リヒャルトのために開かれる二人だけの甘い晩餐を描く「身代わり伯爵と真夜中の料理教室」や、フレッドとセシリアの初めての出会いを描いた著者渾身の長編書き下ろしなど6本を収録。爆笑&ラブ満載(初心者歓迎)の外伝集。
「将軍になったのは、お前を手に入れるためー」化妖たちが集う百獣国・江戸は、『花時』と呼ばれる狼たちのキケンな恋の季節だった!本性が狼で幼なじみの徳川家密は、この好機にみこを妻にしようと強引に迫る。一方の二海は自制不能な自分からみこを遠ざけるあまり、二人はぎくしゃくしてしまう。そんな中みこは家密暗殺の動きを知り、大奥に上がることに!攻める恋vs耐える恋の勝敗は!?糖度急上昇中の第2弾。
16歳の誕生日までに、誓約の竜を大きくできないと廃嫡!?王女シエラが授かった赤竜ルーは、いつまでたっても育たない。あと半年でルーを大きくするために、シエラはルーシェと名前を変え、身分も隠して竜騎士団に入団することに!だけど、配属された黒竜隊の隊長スメラギは怜悧な美貌に反しあだ名が「死神」の、冷酷無情と評判の鬼上官。「ふざけるなっ!空で気を抜くとは何事だ!」困難だらけの竜騎士見習い、開幕。
ついに明かされる『ラプラスの箱』の真実。バナージとミネバはそれを全世界に伝えようと決意し、フル・フロンタルはあくまで阻止しようと立ち塞がる。最後の対決の末に明らかになる「シャアの再来」の正体。そして『箱』を封殺せんと発射されたコロニーレーザーの業火を前に、バナージが取った命がけの行動とはー。人の善意と可能性、希望、清濁併せ呑んで引き続く未来。絶望の底に触れた今という時代にこそ輝く、ガンダムサーガ最新作。ここに堂々完結。