2011年7月25日発売
何もせずに朽ち果てるくらいなら、口先だけで手に入れてみせよう。金も力も愛も、そして王座さえも…。ローデン国の第二王子であるフィッツラルド。第一王子を後継者にと考える国王からは疎まれ、その第一王子からは頻繁に刺客を送られ、茨の日々を過ごしている。しかし彼は決意する。相手が誰であろうと、騙りつくそうーすべては生き抜くために。頭脳と口先で自らの運命を変えた、ある少年の物語。第17回電撃小説大賞4次選考作。
“第3回iらんど大賞”でNHK賞を受賞したみなづき未来の、人気ラブコメディ。目が離せない展開の2巻。「こんなヤツでも良かったら、付き合ってみる?」-憧れの王子様・巧への告白が見事実った葉月。初めてのデートは一緒にいるだけで胸がキュンキュン。でも、巧にはある秘密があって!?一方、葉月を見守る遼は…。
音、匂い、味、感触、温度、重さ、痛みー。目に見えないモノを“視る”ことができる探偵・日暮旅人は、名字の違う美しい娘・百代灯衣と共に暮らしながら、探し物専門の探偵事務所を営んでいる。そんな旅人を『アニキ』と慕う青年ユキジは、旅人の“過去”を探していた。なぜ旅人は視覚以外の感覚を失ってしまったのかー。旅人とユキジの出会いを描く『雪の道』、旅人の秘められた過去に迫る『夢のぬくもり』ほか全5編を収録した、シリーズ第3弾。
平日は上司と部下として、休日はメイプル・ホームの給仕役と料理人として日々を送る石峰真夜と梶原健二。そんな2人に、名古屋出張の辞令が出た。急な話に訝しみながら現場に向かったところ、案の定工事の進捗は芳しくなく、名古屋支店の作業員・高橋からも噛み付かれる始末。収支を含め、プロジェクトが“炎上”していることを把握した2人は、火消しに努めようとするがーそこでさらなるトラブルが発覚した。用意された宿が、なんとツインルーム1室のみで…!?くたびれたSEと年下の女上司の物語、続編登場。
一文字疾風、通称モンジは、ある日突然『百物語の主人公』になってしまった、ちょっと普通じゃない高校生。そんなモンジの前に、妹のように大事にしている従姉妹の理亜が『終わりなき千夜一夜』として現れる。兄に戦いをやめさせたい理亜と、そうはいかないモンジー誰よりも互いを想うがゆえに、ぶつかり合わざるをえない二人。一之江ら大切な物語たちと、同じく大切な妹との戦いを前に、モンジは苦渋の決断を迫られる。「私の物語になりなさい、兄さん」理亜の言葉にモンジの選択は…!?サイトウケンジ×涼香が贈るノンストップ学園アクションラブコメ第四弾。