2012年1月30日発売
「八真重護、島流しの刑に処す」と親父に勘当された俺を待ってたのは人工学園島の極貧生活と、激安アパートの美少女地縛霊だった!その名も龍ヶ嬢七々々様、生前はGREAT7の中心人物だったが今やネトゲ三昧のニート地縛霊。コレって一応美少女と同棲?俺、始まった!?否、始まったのは島中に隠された“七々々コレクション”を巡るノー冒険・ノーライフな争奪戦の日々!第13回えんため大賞「大賞」受賞。
幼なじみの明智京太郎は、今日もお決まりの台詞をつきつけるー「小林くん。キミがこの事件の犯人だ!」ってオレを犯人扱いすんのはもうやめろ!おまけに文美は「すごいわ、名推理!」なんて合いの手打つし二重ちゃんに至っては「兄さんをイジめないで」と叫んでドロップキックを繰りだす始末。なぜだ、被害者はオレなのに…。とにかく京太郎、お前はまず証拠をもってこい!第13回えんため大賞優秀賞。
魔王封印のために創立された『ダミニチュア戦士養成学校』。この春、その『弓術科』に入学したわたしことミカの冒険に満ちた学園生活がまさに幕を開け…ってアトラっ、弓をそんな風に使っちゃダメ!ヌンキくん、弓術にクロスボウは反則だよっ。あぁっパルちゃんもマトを爆破しないで!はぁ…こんなわたしたちは、弓術科です。魔王復活まであと五十年。凪の日々を油断と隙だらけで送る、斧よりマシなキュージュツカ!SSS仕立てで開幕。
どうも、イソノカツオです。高校入学早々、この名前のせいで、変な女に目をつけられました。「おれっちは世界一の寿司職人、すなわち世界一の江戸っ子になる女でぃ!」生粋の静岡生まれのくせにそう名のる江戸前素子。おかげで『江戸前寿司部』なんて部に入るはめになった。寿司作りとかはどうでもいい。俺は美しき越戸紫先輩とお近づきになりたいんだ。だから先輩、素子じゃなくて俺を見て!第13回えんため大賞特別賞。
「どうせ、退屈だ。暇潰しにはなるだろうさ」そう言い繭墨あざかは依頼を受けた。弟の死の真相を知りたいと依頼人は語った。さらには弟の恋人が、彼の髑髏をもって逃げたという。同じ日、僕は事務所内に隠れていた少女を発見する。みすぼらしい格好で繭墨のチョコレートを食い散らかした幼い少女は、僕に無邪気な笑顔をむけてきた。その腕に、乾いた髑髏を抱きしめながらー残酷で切なく、醜悪に美しいミステリアス・ファンタジー第7弾。
ユクモ村が待ち望んでいた凄腕ハンターと勘違いされたまま、気がつけば2人の弟子に慕われるようになったトゥーク。そんな彼に太刀使いの青年・リオはどうしたらハンターを辞められるかと相談をもちかける。予想外の告白に驚くトゥークは、彼の真意をはかろうと狩猟に誘うのだが…自身がないと呟くリオはトゥークを遙かにしのぐ腕前で!?一方渓流では、雷光虫とともに雷狼竜ジンオウガが舞い戻っていたー。超絶ゲームのノベライズ、待望の第三巻。