2013年10月3日発売
彷徨う姫は海に恋す彷徨う姫は海に恋す
エルトゥールル帝国の第二皇女イェシルは、屋敷に潜んでいた黒髪の男と遭遇し、言い争いの末に唇を奪われる。驚きと怒りで男を追いかけたイェシルが辿り着いたのは海賊船。男ーハイレッティンは海賊の頭領だった。イェシルは捕らえられてしまうが、男の不器用なやさしさに気づき、初めて恋心を知る。皇女であるイェシルに思いを寄せられ戸惑うハイレッティンだったが、純真な彼女にしだいに惹かれていくー。
王女ベリータ〜カスティーリアの薔薇〜(上)王女ベリータ〜カスティーリアの薔薇〜(上)
カスティーリア王だった父の死後、幼い弟と別れ、母と二人、修道院に幽閉された王女ベリータ。その後、母とも引き裂かれ、孤独のなか誰も信じられずにいた。16歳になったある日、ベリータは王宮からの使いだという男たちに外の世界へ連れ出される。訪れた館で彼女が再会したのは、死の床にある弟だった。その日からベリータの運命は一変する…。王位継承を巡る策謀。そしてアロンソへの恋心の行方は?
買われた初恋は蜜月に溺れる買われた初恋は蜜月に溺れる
富豪の娘として生まれたものの、幼い頃に盗賊に攫われ、奴隷として生きてきたアシェラ。十六歳になったアシェラは、夜の相手を求める競り市にかけられ、初恋の相手・シドと七年ぶりに再会する。大貴族の御曹司である立派なシドを見たアシェラは今の自分が恥ずかしくなり「彼にだけは買われたくない」と願う。しかし、シドは法外な値段でアシェラを競り落とし…?
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