2014年5月2日発売
「和人=黒い戦士」と理緒のメモに書かれた言葉を見た和人。正体がバレてしまうかも!?と焦るも、理緒はいつもと変わらず特訓に精を出す。和人も、少しずつではあるものの能力の成長を実感していた。だがある日、担当教師の恵実に呼び出された和人は、退学処分が決定した、と告げられてしまう。何とかならないかと頼み込むものの、一教師である恵実にそんな力もない。気力を失い意気消沈する和人。だが、それを知った理緒とエリアスはあることを企む。その内容とは、異世界を利用してー!?超能力学園バトルファンタジー、疾風怒涛の第3弾!
クリスマスイブの夜。アルバイトから帰った少年・池野朋生は、家の前にひとりの銀髪の少女が倒れているのを見つけた。麗奈と名乗った彼女を、なりゆきで朋生は家に住まわせることになる。世間知らずな麗奈だが、コンピュータに非常に詳しいなど、なにやら秘密を抱えている様子。だが数日後、麗奈の姉を名乗る少女が現れ、彼女を強引に連れ戻そうとする。どうやら麗奈は軍事企業エイジス社の最重要プログラマで、この国の国防兵器を一手に握る天才少女らしい。そして迫るエイジスの追っ手から逃れるため、朋生と麗奈たちの、行くあてのない逃避行が始まるー。第3回講談社ラノベ文庫新人賞“大賞”受賞の鮮烈な新本格ボーイ・ミーツ・ガール開幕!
神務省に所属する退魔官の八雲は神・アマテラスの命を受け、新任の美少女・聖と共に星宮市で起こっている事件について隠密捜査を行うことになった。星宮市は霊能特区と呼ばれる地であり、そこにある星宮学園は霊能者養成機関でもある。二人はこの学園に編入し事件の裏にいる者を探ることが任務なのだが…。そうそうに正体がバレ、皆の注目の的となってしまう。おかげで学園を統治している生徒会長の宝生と副会長の土門に目をつけられ、八雲たちは追い詰められていく。一見、明るく穏やかな学園だが、その裏に隠された真実とは!?能力者の力を集める魔物の正体とそれを操る者の本当の目的は…“神”を求める人々の闇が、街を覆い尽くしていく!