2015年10月25日発売
リリアナを救い、サーディアス連合に到着した水明一行。そこで水明は幼なじみの朽葉初美を発見する。なぜ彼女がこの世界に召喚されているのか。思わず声をかけるものの、初美は水明のことをまったく覚えていないという。どうやら初美は召喚時のショックで記憶を失っているようでー。水明は初美の記憶を取り戻すため、接触の機会をうかがうことに。一方、黎二たちもまた、かつての勇者が使ったといわれる「伝説の武具」を探しに帝国から旅立つ。だが、その旅の同行者として現れたのは意外な人物でー!?異世界魔法と現代魔術が交錯する異世界ファンタジー、邂逅を果たす第5巻!
古今東西あらゆるゲームをやり込んだ俺、高坂葵は『ゲームが得意な方を優遇』という怪しげな求人広告を見つけー気がついたら、異世界に放り込まれていた。そこは何もない渓谷のドン底で、あるのはスコップとツルハシのみ。詰んだ…って思ったら、なにやらこの世界では、まるでゲームのように地形を拡張したり、作ったアイテムの売買ができたりするらしい!?なるほど、そういうことなら、いままで鍛えた俺のゲーマー魂をいっちょ発揮してみますか!!
最強&伝説の義勇兵たちとハルヒロが共闘!? 「目標はもう決まったわけだろ? それなのに、帰るってどういうこと?」 ハルヒロたちとトッキーズが発見した「黄昏世界」は新たな狩場として注目を集めていた。ハルヒロたちも、以前は逃げるしかできなかった白い巨人を撃退し、安定した稼ぎを得られるまでになっていた。しかし、あるクランの行動がきっかけで「黄昏世界」の危険度が跳ね上がってしまう。そんななか、以前に加入した「暁連隊」のリーダーであるソウマと再会したハルヒロたちは、なし崩しに複数のクランが参加する、大規模なミッションに加わることになる。 精強な義勇兵たちと共に戦うことで、ハルヒロは何を見て、何を思うのかーー
「三十層の守護者を打ち破ったら、真実を教えてやる」パリンクロンにそう告げられ、舞闘大学に出場することになったカナミ。その後、スノウの提案により竜退治に旅立ったカナミは、リーパーと話すうち、自身の置かれた状況に疑念を抱く。記憶喪失の元凶が腕輪だと考えたカナミはローウェンに腕輪の破壊を相談するが、なぜかその依頼を拒否されてしまい…。方法を探すカナミに手を差し伸べたのは、かつての彼を知るラスティアラでー!?因縁渦巻く舞闘大会が幕を開け、自身の誓いを違わなかったときー少年は“全て”を思い出す。
最強の骸骨騎士様、次なる“世直し”は奴隷獣人解放! 目覚めると異世界で骸骨騎士になっていたアーク。見事エルフ族奪還作戦を成功させた彼は、引き続き目立たず過ごすつもりであった。 しかしーー大型魔獣を狩猟! 王女一行を(何者か知りもせずに)救出!? 城門を敵ごと粉砕!! と、いつも通り鎧袖一触の大活躍! その後王都に移動したアークは、獣耳忍者少女チヨメと再会する。彼女は獣人[山野の民]であり、エルフ族同様多くの仲間が人族の奴隷にされているらしい。 「全員を救う事は出来ません。百を助ける事に十の犠牲を払わなければならないと言うのなら、ボクはそれをするだけです」 少女は少数の同胞と共に囮となり、奴隷の仲間達を助ける決死の作戦を遂行しようとしており……!? 「彼女の笑った顔が見たい、理由などただそれだけで充分だ!」 今度は獣人解放のため大奮闘! 最強の骸骨騎士による“無自覚”世直し異世界ファンタジー、第二弾も陰謀と人情満載で参上!!
パトリックとの戦いを制し、古代魔族を探すため故郷を離れたルルとイリスは、城塞都市フィナルに到着する。そこで目にしたのは、かつて魔王の側近であったバッカスが、なぜか人類側の功績者として祭られている姿だった。栄華を誇った数千年前の技術も失われており、ルルとイリスはますます疑念を深めていく。王都デシエルトを訪れた二人は、氏族「時代の探求者」にてグランやユーミスらと再会する。当初の目的である冒険者登録を果たしたルルとイリスだったが、勇者に敗れたあとの世界を解き明かすため、闘技大会に出場することになりー!?魔王による王道転生ファンタジー、第2巻。