2015年4月15日発売
“強制的に事件を終結させる”『名探偵』のカードを持ち、現代日本から異世界へと迷い込んだマルタ。数々の事件を解決しつつも一向にお金が貯まらぬ「マルタ・サギー名探偵事務所」に、ひとりの女性がやって来た。カード戦争委員会のシェリーー彼女の訪問から、マルタは他のカード使いとの戦いに巻き込まれていく。一方、その頃。マルタの好敵手である怪盗ドクトル・バーチは、何者かにより、毒を入れられてしまう。解毒方法がわからぬバーチの執事ジャックは、渋々マルタに助けを求めるのだが…?
千年の都、京都に居を構えるお香専門店“香魅堂”。異常に優れた嗅覚を持つ人間嫌いの十代目店主・辰巳は、「霊なんて存在しない」と言い放つ霊魂否定派なのだが、なぜか彼のもとにはオカルト事件ばかり持ち込まれ…。それもそのはず。香魅堂は代々お香で心霊現象を鎮める「除香師」を生業にしているのだ。しかし、霊を視ず、霊を信じない辰巳は、どのようにして事件を解決するのかー?香りたなびく京都オカルト奇譚。
初恋の君の後妻になったフェイス。だけど、彼が謎の呪いで倒れてしまう!必ず目覚めさせると意気込むフェイスに、彼の息子で幼なじみのエセルは“父と別れろ”と言い出した!?けど、そんなことで引き下がるフェイスじゃない!かみあわない義母×義息子の禁断ラブコメ!
本音をぶつけ合い、ようやく想いを伝えることができた塔子と東宮・明槻。ところが、塔子をかばって叔父の貴哉が大怪我を負ってしまう!!容体が落ち着くまで熊野に残りたいと訴えるけれど、なんと明槻はその申し出を拒否!東宮妃候補という立場上わかっていたことではあるが、塔子は衝撃を隠せない。そんななか、都から突然、塔子の天敵・左近衛大将が訪れ…!?
引きこもり公主・朧月が持つ、幽鬼が見える不思議な力“双界の瞳”。幼い朧月の側にはその能力に名前をつけたとある道士の存在があった。婚約者兼ご主人さま(?)の蒼刻もまだ知らなかった朧月の過去。醒教事件は解決したものの、葉家に出没する幽鬼の捜索を依頼されたり、いちゃつく暇のない2人の前にその道士・螢火が現れー!?4コマ・コミックも満載の第13弾!!
皇宮商人の娘マィヤは、帝都一の大店を目指し御曹司アティルとして商談に励む日々。店の後継者と目される先輩商人サフィードに「女だという自覚を持て」と叱られながらも少年姿で店先に立つマィヤの元に、父が皇宮で行方不明との報せが!!父を捜しにアティルとして潜り込むとそこにいたのは煌びやかな王子様ばかり??えっ、“女帝陛下の後宮”ってどういうこと!?
海賊の娘クレアは、仲間とシェランド国の有する島に降り立つー“海賊”として“奪う”ために。ところが、突如現れた黒づくめの男に殺されかけた!!男の名は“英雄騎士”アドルフ・フォード。超絶美形だが、凄まじく口の悪い男にあっさりと捕まったクレアは、仲間の命と引き換えに、彼と共に事件の解決を命じられるハメになり…!?えんため大賞優秀賞受賞作!