2016年4月25日発売
「ほら、さっさと山賊どもを皆殺しにしなさいよ!」「えー、働きたくない…」ダラダラ寝て過ごすのが三度の飯より好きな俺、増田桂馬は異世界に召喚された先で金髪美少女のロクコと出会った。どうやら俺はダンジョンマスターで、ロクコのダンジョンを救うため呼ばれたらしい。うまくいけば“働かなくてもいい”優雅な生活が手に入る。だがダンジョンは山賊によって制圧済み、部屋は一つ、トラップもモンスターも無い。どう考えても“詰み”だろこれ。そしてロクコが衝撃の一言を放つー「あ、ちなみにダンジョンコア破壊されたらマスターも一蓮托生で死ぬから」…寝るのは好きだが永眠はごめんだ。“働かない”生活のためどうにかするか!!
10年ぶりに家の敷地から出る決意をした北条雄二は、呆然と立ち尽くしていた。それもそのはず、立派な引きニートと呼べる青年の目の前には、彼の知る日本は無く…、ここは見覚えのない景色とファンタジー生物が闊歩する異世界。そう、雄二は家ごと異世界に来てしまったのだ。「え、ユージ兄、外に出られたの!?」偶然その場に居合わせたのは従妹の郡司陽子。まずは彼女と協力して、この不可解な状況を整理する事に。そして間もなく、雄二は一つの違和感に気づく。「周りは森なのに、なんで水が流れるの?電気も、ガスコンロも…」見知らぬ異世界で、なぜか繋がるライフラインとネット環境に雄二は…!?
四凶災との激戦を終えたクロヒコの前に、ついに一連の事件の黒幕である“無形遊戯”ノイズ・ディースが姿を現す。その愛憎ゆえに、キュリエを徹底的に破滅させるべく動き出すノイズ。応戦しようとするクロヒコはしかし、ノイズの思惑を阻止する唯一の手段である禁呪を封じられてしまいー。力を奪われたクロヒコのため、そして自らの因縁に終止符を打つためにキュリエは刃を振るう。だが、全てはノイズの手のひらの上で…!?「壊すのは、あなたの心」禁呪使いの少年と銀の戦乙女の出逢いから始まった因縁は、ここに決着を迎える。
「可愛いの買って来たから、期待してなさい」『無限バスルーム』という微妙ながらも成長し続ける『ギフト』を使いこなし、異世界を往く北條冬夜。魔王討伐のため、そして女神の祝福を受けるため、次に目指すのは潮風の香る青い港街「ネプトゥヌス・ポリス」であった。旅は順調に進んでいたが、この『海と商人の国』に到着して間もなく「別行動していた勇者との邂逅」や「意外過ぎる人物との再会」「新たな魔族の襲来」など、次々に一筋縄ではいかない事態が発生しー!?海の街を楽しむ一行をかつてない試練が襲いかかる!異世界混浴ファンタジー第四弾は海、そして水着!さらに絶景での混浴も!?