ラノベむすび | 2016年4月5日発売

祖国にはない自由を求めて異国・ナーダルへ輿入れした王女ローズ。夫となる灼熱王サラジードは、漆黒の瞳とたくましい腕で彼女を捉え強引に口づける。わがままに大胆にローズを初めての悦楽へと導きながら、国のための婚姻に愛はいらないと言い放つサラジード。暴君めいた言葉の裏の繊細な優しさに触れたローズは、彼に真心を伝えるため危険な任務に同行する。砂漠を横切り秘境に入った二人は！？

パリ大学に在籍する数学の天才・パスカルは、教授に随行してマンチェスター近郊のウェーズリーハウスを訪れた。館に住まうオコーナー家で行われる誕生会に出席するパスカル。そこにはヴァイオリニスト・ローデンシュトルツと快楽主義者・ダルトンの姿もあった。誕生会の夜、パスカルは館で何かに取り憑かれてしまう……。 序章 第一章　懐かしき顔触れ 第二章　果たせなかった再会 第三章　パリ─ロンドン往復紀行 第四章　オールディンの祝杯 終章 あとがき

「昔は清和くんも裕也くんみたいに可愛かったのに」美貌の内科医・氷川諒一が、年下の恋人で暴力団・眞鍋組の若き二代目組長・橘高清和の豪華絢爛な監禁部屋からの脱出に成功した日、目指したのは清和の養父母、橘高正宗と典子の家だった。典子ならなんとかしてくれる。そう思って訪ねた氷川の前に現れたのは、初代・松本力也の遺児・裕也で…。氷川と清和、怒涛の子守りが始まった！？