2016年5月10日発売
偽りの聖杯は、本物の聖杯戦争を呼び起こすーー。 TYPE-MOON×成田良悟でおくる『Fate』 超話題のスピンオフシリーズ、待望の第三巻! 偽りの聖杯戦争を生贄として、本物の聖杯戦争を呼び起こす。それが黒幕たちが執り行った大掛かりな仕掛けだった。 偽りの聖杯戦争最後のサーヴァントにして真なる聖杯戦争の一柱となる英霊、謎の『セイバー』の召喚を皮切りに、真なる英霊の六柱がスノーフィールドの地に続々と出現する。最強の英霊ギルガメッシュと互角に打ち合う『アーチャー』、黒幕の一人ファルデウスが召喚した『アサシン』、そしてフランチェスカが雇った若き傭兵・シグマが召喚してしまった"エクストラクラス"。 だが、シグマはまだ知らない。彼が呼び出したモノが、英雄とも神魔の類とも表しがたい、一際異常な『現象』であるという事を。雇い主の好奇心を満たす為の不確定要素でしかなかった彼が、最大のイレギュラーとして戦いに巻き込まれることも…。 開戦の日の夜明け。スノーフィールドという歪な戦場に、全てのピースが揃おうとしていた。最後に組み上げられる絵の完成図すら、誰一人想像できぬままに。
龍族の娘グレンダを賭けて、“戦王領域”帝国議会議長ヴェレシュ・アラダールと決闘することになった古城。膨大な戦闘経験を誇るアラダールの力に、未だ不完全な真祖である古城は圧倒され、絶体絶命の危機を迎えることになる。そのころ聖域条約機構は、“聖殱”の祭壇である絃神島を破壊するために、多国籍艦隊の派遣を決定していた。絃神島消滅までの猶予はわずか十二時間。三人の真祖を擁する聖域条約機構を相手に、全面対決を決意した浅葱の真意とはー世界最強の吸血鬼が、常夏の人工島で繰り広げる学園アクションファンタジー、第十五弾!“聖殱編”最終章!
学園都市で、大人気となった次世代競技がある。実際の街並みに出現する巨大なバーチャロイドで行う格闘戦。その正式名称は『電脳戦機バーチャロン』。超能力者だろうが無能力者だろうが、テクニックさえあれば誰もが対等に渡り合えるため、学園都市の生徒間で爆発的に広まっていった。白の意匠でカスタマイズされたバル・バドスを専用機とするインデックスと、初期装備テムジン機の上条当麻がバトルを開始したその日。「凛鈴。富良科凛鈴です。私はリリナではありません…むにゃ…」寝不足気味の少女が学園都市に降り立った。そして、上条は遭遇する。通常のバーチャロンでは起きてはならない未曾有のアクシデントに。
夏休み後半。安達のしまむらへの想いは高まりーー。 女子高生二人の日常が、ほんの少し動き出す。 喧嘩の仲直りを経て、元の関係に戻ったかに見えた安達としまむら。しかし、安達のしまむらへの想いは、現状維持で満足することを許してくれず、流されるのでは無く、自ら先へ先へと進もうとしていた。 「しまむら、遊ぼう!」「え、無理無理。お盆は祖父ちゃんたちの家に行くから」 「そうなんだ……何泊?」「三泊四日の予定でございます」「じゃ、じゃあ。四日後、また来ても……」 「あー、じゃあ帰ったら電話するから」「待ってる」 しまむらを待ちきれず、電話とメールで連絡をしてしまう安達。そんな様子に、しまむらの中でも安達への想いが変わりつつあった。そして迎えた花火大会の夜。浴衣を身に纏い、お祭りの喧噪の中を歩く二人。安達のしまむらへの想いは、花火とともに大きく舞い上がる。
現代の陰陽寮『宇羅乃僚学園高等部』。賀茂家、土御門家、田村家…様々な名家の跡取りである少年少女が青春を謳歌する学舎である。「春明、わしの名を呼べ。そうすれば縁はおぬしに移る」稀代の陰陽師・安倍晴明の末裔・安倍春明は、平安京を恐怖に陥れた伝説の鬼・酒呑童子の化身である美女・柊と偶然出会い、彼女との口移しによる『血の契約』を結んでしまう。それは、柊を式神として使役し、安倍家の当主になることを意味していた…。「なんじゃ春明。おぬし、高校生にもなるのに接吻ははじめてだったのか?」柊を従えた学園生活は、『九尾の狐』の影を呼び込んでしまい…!?現代の陰陽学園ストーリー開幕!
故郷の山へ戻り、主君である公子レオへの援軍出兵をかけて、山の民最強の戦士ラガとの決闘に臨むクオン。一方、公王の命により謹慎の身となったレオに、敵対する貴族、ダーレンが牙をむく。さらにはアリオン、ディティアーヌ両列強の勢力と結託したオズエルの魔手までもレオに迫る。窮地に立たされたレオ・アッティールは、この逆境を好機と捉え乾坤一擲の策を打つが!?若き主従が戦乱の世を駆け抜ける本格戦記ファンタジー、第4弾!
二〇九六年度『全国魔法科高校親善魔法競技大会』。司波達也が、魔法兵器『パラサイドール』運用試験計画を阻止すべく『裏』で行動を起こしていた頃。『表』側では、魔法科高校生たちの熱戦が繰り広げられていた。モノリス・コードの選手・吉田幹比古のエピソード『竜神の虜』。新競技ロアー・アンド・ガンナーの選手・エイミィのエピソード『ショットガン!』。アイス・ピラーズ・ブレイクの選手・雫と花音のエピソード『一人でできるのに』。黒羽姉弟のエピソード『目立とうミッション』。そして、レオとエリカのエピソード『薔薇の誘惑』。書きおろしを含む連作短編集、登場!
七つの大罪のひとつ“憤怒”の力を手に入れたラファエルは、ペルガモン王国で賞金首となってしまう。追っ手から逃れるため、そして宿敵クルセウスを追うために彼が目指したのは、長年敵国として戦ってきたサルデス王国。一年のほとんどを氷雪に覆われ、氷の王国とも呼ばれるサルデスに密入国した彼が吹雪の中で出会ったのは、驚くべきことにー。復讐の念に燃えるラファエル、兄の真相を知ろうとするセルシア、そしてラファエルをひたすら慕うイブ。彼らの冒険の先にあるのは…!?王道ファンタジー、待望の第2巻!
人類の敵“マキナ”を討ち滅ぼす聖剣を創りし者たち、聖錬師ーを養成する各国の聖錬学校が、その武と技を競い合う“八紘聖戦”。スランプに悩む天才少女・アシュリーが“聖錬中”のあられもない姿を見てしまったジュダスは、その代償として二人組で戦う“デュオ”のパートナーにされてしまう。時を同じくして、街では妖刀による傷害事件が頻発していた。妖刀とは禁忌の聖錬術“鬼道”により生み出された、通常の武具を凌駕する力を秘めた魔の刀。ジュダスの凄まじい戦闘力に見合う力を求めるアシュリーは、その未成熟な身体に余る鬼道に触れてしまいー?
『アリス財団』の空間断裂実験失敗により、奇妙な異邦と化していく世界。その謎を調査する機関『黒の協会』所属のエージェント・了次&ルートのコンビは、奇怪な占い師連続誘拐事件が続く「占都」を訪れる。さっそく調査に乗り出す二人だが、ライバル機関『欧科連』所属エージェントで“魔犬”の異名を持つプロフェッサーχの介入や、コルクマンなる怪しい男と対峙し、事件の裏側にあるさらなる謎を知ることに…。「占都」の伝承『稀世の占い師』を巡り、三者三様異なる思惑が交錯していくのだが…。果たして、凸凹コンビが辿り着く真実とはー!?第22回電撃小説大賞“最終選考作”にも選ばれた、奇妙な異邦を旅する冒険SFファンタジー!
中学生の音斗は、親戚である三人の吸血鬼たちと暮らしている。血の代わりに牛乳を飲んで生きている彼らは、札幌の商店街で、小さなパフェバーを営業中。クリスマスが近づいたある日、店に、音斗の中学の吹奏楽部の女子たちから、先生に捨てられてしまったコントラバスケースを捜してほしいと相談が。最近姿を見せない旧型吸血鬼の伯爵のことも気がかりな音斗は、将来や恋のことなどさまざまな悩みを抱えながらも動きだす。人気シリーズ第5弾!いよいよ最終巻!
イギリスに留学中のカイは、居候先の家主である叔母のマリコが、自分は魔女であると書き残して行方をくらましたため、英国特別幻想取締報告局のランスと同居することになった。夏至が近づいてきたある日、ウィッツバリーで子どもが妖精に連れ去られる事件が起こる。取り返すために妖精の国へ赴くランス。カイは、同行するよう報告局から命じられるー。1巻が大反響の注目の英国ファンタジー、シリーズ第2弾!
誰かが誰かにささやけば、魔物の力は強くなる。少しずつ、少しずつ、闇をひろげてー。風早の街に拡散した「吸血鬼」の伝説は、かつての外国人居留地、ロックハート邸の悲劇から生まれた「噂」に過ぎない。けれど、存在しないはずのその「吸血鬼」が、この夏、この街に復活するという。異能の少女さやかは、友人たちとともに謎の解明に挑む。そこに姿をみせたのは!?レトロな街並を舞台に繰り広げられる愛と友情のファンタジー、第二弾!