2016年5月30日発売
不滅の国に君臨する王となるべく行動を開始した、アインズの一手が及ぼす影響とはーいよいよ新章開幕。王となったアインズは統治する魔導国を理想郷とすることを決意。永遠に繁栄し、多数の種族がアインズに跪く世界。その第一歩として、冒険者組合の強大化と冒険者の育成を目論んだアインズは帝国へ向かう。その一方、突如できた魔導国に戸惑う諸国の支配者たちも各々に対抗策を講じていた。
太一は内乱を止めるために呼ばれた王都ウェネーフィクスにて、貴族軍からの攻撃を退け、カシムとの因縁に決着をつけた。貴族軍との前哨戦で太一たちが挙げた戦果は大きく、貴族軍は打って出ざるを得ない状況まで追い込まれていた。貴族たちの動きから、前哨戦の翌々日には最後の戦が始まると告げられる。その一方で、不穏な影がうごめていることに、王国軍も、貴族軍でさえも気付いていない。不確定要素が紛れ込んだまま、ついに始まる最終決戦。軍同士の熾烈な争いが一進一退の攻防を続ける中、太一は一人、与えられた役目を果たすために大空に躍り出るのだがー。
剣と魔法の世界・ターミナルは魔族の侵攻により滅亡の危機を迎えていた。近隣諸国は皆侵攻され、残されたのは光の血筋を受け継ぐと言われる、サイトピア国のみ。そんな絶望的状況を打破すべく王が下した命は、異世界から救世主を召喚する事。大臣より指令を受けた宮廷視聴者のダマヤは、天才召喚師クランエと共に救世主召喚を試みる。「サムライ」「ニンジャ」「リキシ」等、異世界には様々な特殊技能を持つ者が存在する。宮廷執務室では皆期待を胸に、ダマヤの報告を待っていた。だが、ダマヤが召喚してきたのは「キモノ」をまとった一人の男…「ハナシカ」。-そう。これは一人の噺家が落語で世界を救う物語である。
エリク様を治療した恩賞として薬の販売権をもらったツカサは、露店での薬販売を開始する。しかし、思うように客が集まらなかった。コレットの助言もあり、やがて薬販売が軌道に乗るようになった。ツカサは恩人でもあるコレットの「人見知り」克服に協力する。やがて、王都へ出発の日、トラブルが続く中、なんとか進んでいくと、中級毒消し薬が必要になる魔物・ポイズンスラッグが現れる。王都へと進むにつれて中級毒消し薬の素材であるポイズンスパイダーの爪の量が減っていく。そして、それがなくなったときに、ついに大きな犠牲が降りかかるのだがー。
悪友バーナードに呼び出され、田舎町ブライアーヒルへと赴いたリドル。その地で何故か、二人は入れ替わる羽目になるが…?ヴィクトリアン・オカルト・ファンタジー第2弾!!