2017年9月23日発売
『一人でだって、輝ける』中学時代のトラウマから、人と関わることが苦手な高一の少女・舞。一人でステージに立つことを夢見て、競技ポールダンス部設立を目指す舞だったが、周囲は猛反対。部設立を認可する条件として、“大会入賞”を言い渡されてしまう。しかも、過去に暴力沙汰を起こし停学していた問題児の先輩・郁斗とダブルスを組むことになりー!?自分を好きになれない少女と少年たちの熱い青春成長ストーリー、開幕!
先輩たちにとっての引退試合となる都立戦。そこでの重い敗北を引きずったまま、夏は終わっていく。そして季節は秋、悔しさを抱えてがむしゃらに練習に挑む駆と琢磨だったが、部内にはどこか険悪な空気が漂い……?
雪化粧に覆われた冬の京都。忙しい春明に代わり、祈理は陰陽課の公務を初めて一人で行うことになる。春明に一人前と認められたようでうれしい祈理は、張り切って現場に向かう。しかしそこで呪詛の封印が解け、絶体絶命のピンチに陥ることに。そんな祈理を救ったのは、春明の元主である大陰陽師・安倍晴明でー!?新米公務員×不良陰陽師の妖怪お助け物語、第4巻は京都の平和を揺るがす大事件が発生!?祈理の公務員生活一年目、クライマックスです!
日がな一日サロンで惰眠を貪る日陽新聞社の記者・久馬と、役者崩れの妖美な男・艶煙。とある事件が切っ掛けで知り合った香澄は、彼らが行っている“妖怪記事によって人助けをする”という裏稼業を手伝う事となった。しかし、真実を知らない兄の主計は彼らと行動を共にする事を快く思っておらず「仕事を辞めろ」と言い、さらには同僚との見合いの席を設けてしまいー!?香澄の恋も動き出す、大人気明治あやかし物語第二弾!「産女の怪」「のっぺらぼうの怪」「河童の怪」三編を収録。
憧れだった美大に通うことになる白川実乃里。しかし実際に大学生活を送るうち、理想とはかけ離れた現実を知り、彼女は落胆する。教師からの厳しい指摘、友人の才能への劣等感ー次第に自分の夢に対して迷いが生じてくる…。そんなある日、彼女は大学近くにある池で、不思議な青年と出会う。学内で「妖怪画家」と噂される彼の名は、一色真澄。その本業は、人間との共存が難しくなったアヤカシたちの悩みを解決することだというのだがー!?
私の名前はマドレーヌ。フランスの田舎町から和裁を学ぶために日本にやってきました!日本に来て驚いたのは、夜でも町が明るく安全で、コンビニは便利で電車は時間通り、カフェの店員さんのサービスも最高!ひとつだけ残念なのは、着物を着ている人がほとんどいないことです。ある日、古民家でルームシェアをしている華ちゃんから、フィナンシェの美味しい商店街の洋菓子店に誘われたのですが…そこには、フランス生まれの私には想像もつかないドラマが待っていたのです。
祖父が遺した「いすみ写真館」を継ぐこととなった駆け出しのカメラマン・透。彼には不思議な力があった。“裸眼でファインダーを覗くと過去の写真を撮ることができる”-。扱いを間違えれば、とても危険なその力を、お人好しの透は人助けのために、少しずつ使うことに決めた。無くしたものを探すために。疑惑の真相を調べるために。消えた少女を見つけるために。写し出された人々の笑顔と、時には涙に触れながら、彼はシャッターを切り続ける。