2018年11月10日発売
「領家さんには生徒会長選に出馬していただきたいのです」「私はそういう人の前に立って話したりするのは…」生徒会長・宮前の薦めにより、気乗りしないながらも次期生徒会長選挙に立候補した領家。宮前の後ろ盾もあり、当選はほとんど確実に思われたがー。「驚きましたわ。あなたが…立候補なさるなんて」生徒会内部からの伏兵、庶務の佐知川による数々の妨害工作の結果、選挙戦は波乱の展開に。そんな混乱の中、大性欲賛会の過激派により高砂が拉致されてしまいー!?リア充爆発アンチラブコメ、最終巻!
《勇者学院》との交流のため人間の都を訪れた魔王学院の生徒たち。しかしこの平和な時代にあってなお、彼らの胸の内には魔族への敵意が燻っていた。 互いの力を測るために学院対抗戦が行われるが、アノスたちに先駆け戦った魔王学院三回生は、勇者側の卑劣な罠の前に敗れ去る。その上さらに敗者の名誉を踏みにじる勇者たちに対し、暴虐の魔王とその配下たちが下す決断はーー!? そして、二千年を経ても癒えぬ魔族と人間の禍根を目の当たりにしたアノスの前に、ついに偽りの魔王がその姿を現す。 暴虐の魔王が新時代に刻む覇道の軌跡ーー怒涛の第三章《勇者学院編》!
「私は高校を卒業したら会社を興すぞ!」大学受験へ向けそろそろ進路を決めようというところで、マスターが突如としてご乱心!?何を寝言を言ってんの?と、本来は止めるべきなような気がしつつも、マスターの甘言の前に次々と洗脳されていく残念美少女・アコはじめネトゲ部の面々。だが、そんなことでは屈しない常識人がいた…。「そこまで言うなら、LAのトップを取って、力を証明して見せるのにゃ!」顧問としてそこは譲れない猫姫さんと売り言葉に買い言葉で始まったLA天下取り。その手段はー農業?ていうか本当に勝って良いの?この戦い!?残念で楽しい日々≒ネトゲライフ、進路指導の第18弾!
やばい…。マジでやばい!季節は秋。年に一度のイベント『繚乱祭』に向けて、西木蔦高校生徒一丸となって準備をしているはずだったのに…、どうして開催中止なんてことになってんだよ!事件の発端は、前夜祭で使われるイルミネーションの消失。そしてその容疑がひまわり、コスモス、パンジーにかけられた。なあ教えてくれ。とても大切な三人のうち、一人を必ず失ってしまうとしたら、キミなら誰を犠牲にする?俺か?俺ならーここから、全員救い出す!見てろ、大逆転する方法を必ず見つけ出してやる!!
一人の中にいる二人の少女、「秋玻」と「春珂」。二重人格の彼女たちと触れ合ううち、僕は秋玻と恋人に、春珂と親友になった。そんな幸福にどこか浮かれていたある日、僕らは友人の須藤伊津佳から相談を受ける。告白をされたという相談ーその相手は、同じく友人の広尾修司。それを知った僕らは、二人の仲を取り持つために奔走し始め…けれど、そのとき僕は、まだ気づいていなかった。その出来事が僕らの不確かな関係を、秋玻と春珂を大きく、変えることに。-僕と彼女と彼女が紡ぐ、不思議な三角関係恋物語。
アルディギアでの騒動を終えて、絃神島へと帰還した古城たち。だが、彼らが不在だった数日間に、島内の様子は激変していた。人工島管理公社が乗っ取られ、領地を奪い合う魔族同士の争いが絃神島全土で始まっていたのだ。領主戦争ーそれは第四真祖の名を騙る吸血王が仕組んだ、絃神島の支配権を賭けたゲームだった。正体を隠し続けていたせいで、本物の第四真祖だと名乗り出ることができない古城には、領主戦争を止められない。かくして古城は領主の座を巡る争いに、否応なく巻きこまれていくことになる。それこそが吸血王の真の目的だと知らぬままにー!世界最強の吸血鬼が、常夏の人工島で繰り広げる学園アクションファンタジー、待望の第十九弾!
学園祭の出し物としてバーチャル空間での演劇を行うことになった高坂直登と二年四組の生徒達。ところが仮想空間へログインした彼らを待ち受けていたのは、自分達を襲う獰猛な狼からの逃亡という不可解な演目の強要。さらにルールを無視した生徒の現実世界での死だった!この演目が「人狼ゲーム」をモチーフにしているといち早く見抜いた高坂。しかしそれは、クラスメイトを疑い、吊るし上げるという最悪の展開を示唆するものであり…。そんな中、自ら狼役であることを名乗る出す生徒が現れ!?虚構と現実の世界で繰り広げられる死と隣り合わせの人狼ゲーム。極限の騙し合いが、クラスメイトの本性を暴き出す!
二〇九七年、七月。激化するパラサイトと光宣との戦いに備え、達也は新魔法『封玉』の完成を目指し鍛錬を続ける。 同じ頃、世界規模の魔法師の衝突もある転機を迎えつつあった。 南下を開始する新ソ連艦隊が日本に迫る。そして、これを迎え撃つため、一条将輝と吉祥寺真紅郎が行動を開始。果たして因縁の敵を退けられるのかーー!? 一方、リーナが潜伏する巳焼島に、パラサイトと同化したかつての同胞、スターズが上陸。ついに激突の火蓋が切られるのであった。 戦略級魔法師が日本に集結!! 物語はクライマックスへと加速していくーー。
理解でもなく、諦めでもなく、そこにあるのは自分への納得。 --私は、女の子に恋することしかできないんだって。 幼少時代から大人びていて、どこか達観した少女だった佐伯沙弥香。だが小学五年生の時に友達の女の子から自分へ向けられた感情に、彼女は答えを出せずにいた。 そして中学時代。仲の良かった先輩・千枝から恋心を打ち明けられた彼女は戸惑いながらも告白を受け入れ、次第に恋愛の深みにはまっていくが……。 ままならない想いに揺れ動く少女、佐伯沙弥香の恋を描くもうひとつのガールズストーリー。
城山恭介と『白き女王』の致命的な衝突は、死んだはずの召喚師、信楽真沙美の手で回避された。しかし危機は継続している。女王は自らの戦装束『真実の剣』が暴走して恭介の暮らす世界全体を滅ぼすのを回避するため、己の力を制する意味でも『人間を知る旅』に向かう。果たして彼女は召喚師、依代、一般人、そして恭介を受け入れられるのか。鍵となるのは幼い恭介と『妹』の真実で…。なぜ『白き女王』は恭介を『あにうえ』と呼ぶのか、シリーズ最大の謎が今明らかに…!
「私は死神。あと七日で死ぬことを君に伝えに来たのー」塾の帰り道の交差点で出会った、僕にしか見えない彼女は、死を告げに来た死神だった。頑張ったところで意味なんてない。尊敬する兄の死後、僕は生きる価値を見いだせないでいた。それがあと七日だと聞かされたからって、どうだというのだ。そんな僕を哀れんだのか、彼女は一緒にとびっきりの七日間を過ごそうと提案してきてー。生きることに執着しない僕と、生きて欲しいと願う死神が過ごした、切なくも美しい七日間の物語。
交通事故に遭い、入院した久美。主治医となったのは、大病院の御曹司で、イケメン凄腕外科医として有名な堂浦だった。リハビリに消極的な久美に堂浦は厳しく接するが、彼の優しさゆえと知って心惹かれていく。だけど彼は住む世界が違う人ーそう言い聞かせていたのに、退院後「俺にはきみが必要だ」とまさかの求愛宣言!彼から熱く求められる蜜月ライフに、身も心もとろけていき…。
弱小国の王女リゼットは、皇帝・アンドレアスの妃を選ぶ「花嫁オーディション」を受けることに。王都に滞在中のある日、不埓な男に絡まれたリゼットは、助けてくれた傭兵と恋に落ちる。持ち前の明るさと機転で試験を次々パスする一方で、傭兵との逢瀬は続き、恋心は大きくなるばかり。ところが実は彼こそが皇帝その人で…。熱情を一身に受けながら、皇帝の独占愛に溺れていき!?文庫でしか読めない書き下ろし番外編付き!