2018年7月20日発売
窓をうつ雨の音、家で遊ぶレスカたちの賑やかな声。牧場町に雨の季節がやってくる。町を警備するコータスは、そんなある日、群れからはぐれ、怪我をした一羽の渡り鳥を拾う。旅をするジニーの両親の手紙を届けてくれたお礼に、ジニーと共に“魔の森”へ治療のための素材集めに向かうことに。野営や野生の魔物と危険な目に遭いながらも、逃げ出さないジニーに、彼女の冒険者になりたい理由を知りー。「絶対に、あの渡り鳥を空に帰そう」剣術や魔法の勉強、火精霊との契約。薬師の孫娘は、出会いと別れを繰り返し、成長していくのです。
スリアンヴォス出場を目指す神獣たちだったが、次の舞台は普段の武闘大会と異なる様子ー「ずばり、アイドルコンテストだにゃー!」大会主催者・チェルメスクの意向で、歌とダンスで覇を競う『花の祭典』に挑戦することに!?ディオスは神獣たちをアイドルへと育てるため「戦う時よりも…苦しいかも…」レッスンを指示したり「こ、こんな所でなんて、見られちゃう…」ファンに隠れて緊張ほぐしの共鳴術をしたり「私は真面目にできているでしょうか?」お悩みなエメロードを励ましたりと大忙し。ディオスPは業務を完遂し、見事皆を輝かせることができるのか!?神獣ちゃんオンステージ、開演です!
「“魔王”はどこだぁあああああ!?」かつて、“勇者”・リディアが率いし軍勢の主要メンバーの一人、シルフィー・メルヘヴン。龍殺しの噂を聞きつけ、アードを“魔王”の転生体と疑った彼女が、転校してきて!?「アード君が“魔王”様の転生体…!?ありえるかも…!」アード=“魔王”であるとシルフィーが主張するも、周りは逆にアードを崇拝!監視にまわるシルフィーと、時を同じくして、学園祭中止の脅迫文が届き、アードは謀略の渦中に立たされるが、もちろん屈服するわけもなくー。我が覇道阻むものなし。大魔王はあらゆる理不尽を蹂躙する!
ドラゴンを倒したことで注目を浴びてしまった悠たちはこの国の首都モイラスにて、極圏『白の砂漠』の調査を依頼される。クララ出生の謎、そして未だ見ぬ食材に心躍らす悠は眠ることが大好きな頼れる仲間(?)少女アリシアと共に、雪が降る砂漠という特殊な環境に挑むのだがー。「でぃ、ディープホワイトだッ!砂を泳ぐ白い鮫!此方を狙っているぞ!」まさかの魚介類のオンパレードもなんのその!ムニエル、刺身、焼きガニ、カニしゃぶ…砂漠の絶品海鮮料理で魔力を高め続ける悠は、砂漠の果てに眠る世界の秘密に辿り着く!やがて世界を食べ尽くす異世界最強グルメ活劇、白熱!!
一面の銀世界。長期休暇を利用して、スノリア地方へやってきたグレン一行は、伝統行事の銀竜祭に参加する。そこで女学院の生徒たちと再会することになるのだが、グレン・デート権を賭けて雪合戦大会をすることに!?
私立碧陽学園生徒会ーそこは美少女メンバー四人が集う楽園だが、気づけば十周年。何で会長たちは年を取らないんだろう…なーんて野暮なツッコミは禁則事項ですっ!こいつはめでたいぜワッショイワッショイっていう感じで戻ってきました「生徒会の一存」!担当編集のパソコンの奥深くに眠っていた文庫未収録の超レア短編に加え、ちょっぴり大人になった生徒会メンバーが集まるファン垂涎の書き下ろし作も掲載のお祭り本の登場だ!!日々くり広げられる、ゆるすぎる会話。日々費やされる、青すぎる青春。再びいざ行かん少年少女よ、妄想という名の大海原を!
クリスマスーそれはリア充が最もサカり、非リアは最もサガる季節。性夜を爆砕せんと意気込む遙真たち『喪中の獅子』だったが、遙真が気になる姫奈は、ひとり上の空。邪な心を否定するため、彼と偽装冬デートを試みるが「は、はりゅま…愛してりゅ」とあえなく即オチ1コマ。さらには独身術まで使用不能になってしまう。悶々と過ごす姫奈を尻目に、聖愛は遙真と接近するため「しばらく泊めてもらえないでしょうか…?」と同居を迫るし、杏や雪も絡み大ハーレムが生まれかけていた。もはやお前も爆発しろ的なシチュで迎えるイブ。リア充どもの総本山を攻めるなか、遙真はひとつの宿願を成就させるー。
俺は九条静紀。休み時間は机で寝たふり、昼は常にボッチ飯。友人いない歴=人生。要は陰キャラだ。俺の名誉のために言っておくが、この状態は嫌いじゃない、いやマジで。…が「あたしはー春日陽奈は、ずっと前から静紀くんのことが好きでした!」学校一の陽キャラ女に告白された!?でもアレだ、陽キャって怖い。願わくば恋人も静かな女子を、などと考え丁重に断ったら…「な、ならっあたしを静紀くんの理想の女の子に変えて!」と食い下がる春日に根負けして、俺の陰キャ生活を教えることに。「ねぇ、一緒にボッチ飯しよ!」おい、なんだその不思議状況は。あぁ…俺の静かな青春、どこいった?
夏目此葉(29)には双子の娘(12)がいる。しっかり者な姉キララと、反抗期(?)に入った様子のクールな妹セイラだ。中学生になった娘二人はお年頃。そろそろ親離れかと思いきや…?「初ブラはお父さんに選んで欲しいです!」「あのさパパ…このブラお姉ちゃんとどっちが似合う?」一緒にはじめてのブラジャーを買いに行ったり、お風呂に入ったり、休日にはデートに出かけたりと、キララはとにかく甘えたがり!加えてセイラもなんだか張り合ってる様子で!?しかも、この父娘の出会いにはとある秘密が?愛があふれてとまらない娘たちとのハートフルラブコメ!
俺、兵藤一誠はエロエロなことで有名な高校3年生、そして上級悪魔だ。リアスの眷属になって1年半。今では…「背中を流してあげる」「私もやります!」「皆でするべきだ」リアスたちにプロポーズして、ハーレム王まであと一歩!そんなとき、出会ったのは正体不明の悪魔に襲われている女の子。悪魔たちは俺を知らないし、その子が呟いたのは…「この血の色。ラズベリーよりも赤い色。あなたの鎧と同じ」リアスに救われた、あの俺と同じ状況な女の子を見捨てられるはずはない。下僕悪魔から這い上がった俺の力、見せてやる!おっぱい&熱血でおくる物語は、新たなステージへ突入!
生まれながらにして、すべてのことが出来すぎてしまうせいで空虚な日々を過ごす高校生、真神凛太朗。暇つぶしのため、あえて“最弱”と呼ばれる瑠奈=アルトゥールの陣営に加わり、来るべき世界の危機を救うため真なるアーサー王を決める“アーサー王継承戦”に参加することになるのだが…。「私のエクスカリバー…売って、お金に換えちゃったから」瑠奈は、聖剣を売り払い、召喚した“騎士”のケイ卿にはコスプレさせて利用したりするロクでなしで!?しかし絶望的な危機に瀕した時、瑠奈は凛太朗さえも認める強さを垣間見せー。新たなるアーサー王伝説がここに始まる!