2019年2月5日発売
座敷童子の幸せごはん座敷童子の幸せごはん
跡継ぎだった兄の失踪で、座敷童子の言い伝えがある実家、通称「福まねき寺」の副住職を務める羽目になった修平。秋祭りの“お寺食堂”で提供した精進料理がきっかけで、生き別れの父を探してほしいという依頼が飛び込んできたり、近所のお寺のマスコットがらみの事件に翻弄されたり…。兄の行方もついに明らかに!?心がやさしく満たされる、癒しのほのぼのミステリー。
この冬、いなくなる君へこの冬、いなくなる君へ
驚きと感動のラストに涙が止まらない……一気読み必至! 文具会社で働く24歳の井久田菜摘は仕事もプライベートも充実せず、無気力になっていた。ある夜、ひとり会社で残業をしていると火事に巻き込まれ、意識を失ってしまう。はっと気づくと篤生と名乗る謎の男が立っており、「この冬、君は死ぬ」と告げられてーー。ラストのどんでん返しに、衝撃と驚愕が待ち受ける! 切ない涙が温かな涙に変わる、著者・いぬじゅん渾身の最新作! ■著者 いぬじゅん 奈良県出身。2014年、「いつか、眠りにつく日」(スターツ出版)で毎日新聞社&スターツ共催の第8回日本ケータイ小説大賞を受賞し、デビュー。「奈良まちはじまり朝ごはん」シリーズ(スターツ出版)、「新卒ですが、介護の相談うけたまわります」(一迅社)などヒット作を数多く手掛ける。
コンビニたそがれ堂 猫たちの星座コンビニたそがれ堂 猫たちの星座
本当にほしいものがある人だけがたどり着ける、不思議なコンビニたそがれ堂。人生の終幕に差し掛かった周太郎さんが、街の人たちに幸せを贈る「サンタクロースの昇天」、取り壊しの決まった雑居ビルで占い師をしている女性が来し方をふりかえる「勇者のメロディ」など、他者の幸福を願って生きた人たちの顛末を描く。各話に「猫」が登場、機知にとんだユーモアで包みながら、生きること老いることの意味を温かく伝える、大人気シリーズ第8弾!
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