2020年4月25日発売
冒険の舞台は、陰謀渦巻く太陽の国へーー。 女神と少年の異世界攻略ファンタジー第4巻! 水の国の危機を救い勇者の称号を得た高月マコトは、大陸一の栄華を誇る太陽の国の王都に到着する。 王女への謁見を終え、城下街を巡る中で、種族差別や麻薬の蔓延、そして蛇の教団の暗躍といった王都の闇を知るマコト。 蛇の教団の手掛かりを求め調査していると、繁栄の陰で滅ぼされた月の国の存在がにわかに浮上し!? さらに、蛇の教団による王都壊滅のシナリオが発動し、マコトは窮地に陥るがーー 打開の鍵となるのはフリアエという呪われた『月の巫女』で……!? 「水の国の勇者さん。私の守護騎士になりなさい」 クラスメイト最弱がマイナー女神と最強へ至る異世界攻略ファンタジー、第4巻!
大八魔、来たる 卒業祭にて、おしくも千奈津に敗れた異世界からの転移者・桂城悠那。 師であるデリスがネルと結婚することになり、悠那もまた忙しい日常を過ごす最中、その日は突然に訪れた。 それは「勇者選定の日」。 魔王討伐連合に参加する勇者を選ぶため、悠那はかつて自分を見捨てた級友と刃を交えることになるのだった。 そして最高位の魔王「大八魔」のひとりフンド・リンドは、ただ座して勇者を待とうとはしなかった。 深海の王者にして海と共に生きる彼は、自身の武と覇を知らしめるため、大陸への侵攻を高らかに宣言することになり……? “最強にして最狂"の師弟が紡ぐ異世界バトルファンタジー、第5幕!
闇を穿て、魔を払えーー最強の力を以って 「ここで出てきましたか、大魔帝」 「ハズレ枠」と称されたスキルを駆使し、三森灯河が金棲魔軍帯の最奥、禁忌の魔女・エリカのもとへ辿り着くのと時を同じくして、いよいよ大魔帝軍の人類への侵攻が開始された。 歴戦の勇士や各国主力戦団が次々と倒れ伏すなか、十河綾香も前線で窮地に追い込まれるという、人類にとって圧倒的不利な戦況。 だがその時、黒衣を纏い魔蠅の仮面をつけたE級勇者が、戦場へと降り立つーー。 「大魔帝の軍勢および、金眼の魔物は。我が蠅王ノ戦団がーー蹂躙する」 かつて空気モブだったE級勇者が、絶対最強へと至る逆襲譚、第5幕。
言葉は要らぬ、「武」で語れ 傭兵国家ゼムから『大武術大会』への招待状を受け取ったソーマ。その大会は優勝者に「願いを叶える権利」が与えられるゼムの一大イベントであった。 ソーマは国交が途絶えたゼムの招待に応じない構えであったが、元王国陸軍大将ゲオルグの娘が大会に参加すると報告が上がり!? かつて王国の内乱で反逆者として処分されたゲオルグ。 その娘が優勝して復讐を願えばゼムを率いて王国に戦争を仕掛ける可能性もある。 彼女の真意を探るべくソーマはゼムへ赴くが、彼女に接触したゼム王もその思惑をはかりかねており……!? 革新的な異世界内政ファンタジー、第12巻!