2021年11月29日発売
「敵の要塞を乗っ取って、超巨大美少女に擬人化させてみた」「え、ええー!?」誰もが女神から“加護”を与えられる世界で唯一“加護”を与えられず、故郷を追放された少年アッシュ。しかしある日世界征服を目論む神聖ヴォルゲニア帝国に襲われ、彼の中に眠っていた“擬人化”スキルが発現した!あらゆる物を美少女に変える力で聖剣の美少女シルティーナを生み出し、彼女の圧倒的な力で帝国軍を撃退する。悪の帝国を倒すと決意したアッシュは、聖盾や大魔導書、さらには軍事要塞まであらゆるものを擬人化していくのだがー!?
『これ、何の肉?』-現代日本。でもけっこう普通に狼人間や吸血鬼など人外たちが暮らしている世界。中学受験を控えた小学六年生の少女・由紀子のクラスに転校生がやってくる。山田不死男と名乗るその少年は、「不死王の息子」だった。ある日、由紀子は同級生を助けるために食人鬼に襲われるが、不死男によって命を救われる。しかし、代償として由紀子は人間ではなく人外である不死者になってしまう。こうして由紀子は人外の中でも孤高とされる不死王の同族となり、彼らと接していくことになるのだがー。
空飛ぶ大地の覇者を決める戦いは、ハルピュイアたちの王である『竜の王』と西方最強の飛空船『飛竜戦艦』が互いに致命傷を与えあう痛み分けに終わった。戦いの余波が漂う空飛ぶ大地に強欲なる商人が暗躍する。その魔の手が大地の中心へと伸びた時、破滅の光が柱となって天へと伸びた。空飛ぶ大地を襲う未曽有の激震。西方人であれハルピュイアであれ、大地の支えなくして生きることはできない。あらゆる勢力が否応なく光の柱をめぐる流れの中に巻き込まれてゆく。その頃、修復を条件に飛竜戦艦を乗っ取ったエルネスティはご機嫌で飛竜をぶん回しついでに事態の調査へと向かっていた。そうして光の柱へと接近したエルたちは知ることになる。噴き出したエーテルだと思われていたその正体を。