2022年1月8日発売
アイシアは激おこした。育ての親で、いつもデレデレに甘やかしてくれるエルフのロリママが政略結婚するというのだ。アイシアに政治はわからぬ!でも経済はちょっとわかる。貨幣足りない、特産品も無い。それがダメじゃね?こうなったら、ボクがその土地を経済大国にして、ママの婚約をぶっ壊してやる!…そう、イギリスの造弊局長官だった前世ーアイザック・ニュートンの経済知識を使ってな!ハッタリをかまして資金調達!魔族から徴税し、公営ギャンブルで経済を回す!一見、悪徳商人めいたアイシアの奇策は、弱小領地をどんどん大国に染め上げていき…!爽快“経済”無双ファンタジー開幕!
かつて異世界“ニッポン”より訪れし勇者が闇の軍勢を退け、七王国を救い賜うた世界。今、再び闇が蠢き出したと噂される中、世界各地では新たなる勇者を自称する、「オレ勇者詐欺」が横行しているという…。「どうしても、あなたに鑑定していただきたい品があるの!勇者様の伝説に誰よりもお詳しいと聞いています」有能な鑑定士でありながらも根無し草の旅を続けていたダウトに持ち込まれた依頼は、「勇者の真偽を鑑定してほしい」というもの。神官見習いの少女ノーリーンが言うには、“ニッポン”から来た勇者である証拠を持つ冒険者が教団を強請っているのだという。巷を騒がす勇者の正体は本物?それとも詐欺師?虚実を暴く異色のファンタジーコメディ。
バイバイ『俺好き』ワールド。ふたりのラブコメ、此処に完結。駱駝×ブリキが贈る大人気ラブコメディTHEファイナル!アニメ『俺好き』BD/DVD特典SSから厳選されたエピソードも加筆掲載!
恋に悩みはつきものだ。気持ちを伝える勇気がほしい。意中の相手の好きな人が知りたい。誰かに悩みを聞いてほしい。背中を押してほしい。そんなやつらの気持ちが、俺には痛いほどわかる。忘れられない過去があるから。そして、彼らを救える「ちから」があるからー。だから、俺、明石伊緒は“天使”となった。「やっと見つけたわ、久世高の天使」恋多き乙女、柚月湊の異常な惚れ癖を直すため、天使は少女の頬に触れる。記憶と恋がしゅわりと弾ける、すこし不思議な青春物語。
懐妊したパウーのため北海道で「霊雹」のキノコを探すビスコ&ミロ。しかし、謎の飛翔体が来襲し、北の大地ごとアブダクトされてしまう。現れた箱狛大統領・メアは地球生命の保存を標榜!圧倒的な力を前に窮地に立たされるが…「まんま!ぱっぱ!」「えっ僕が!?」「待て身に覚えが…」土壇場でミロが出産した第一子・赤星シュガーのパワーで、彼らは辛くも脱出に成功する。だが、箱舟に保存された生命を取り戻すためには、菌神たる我が子を覚醒させなくてはならない!最強キノコ守りコンビ、今度は育児に挑戦!二人の愛の結晶が奇跡を起こす!
うちに居候をすることになったのは、隣のクラスの女子だった。ある日いきなり母親と二人で家にやってきて、考えてること分からんし、そのくせ顔はやたら良くてなんかこう…気に食わん。お互い不干渉で、とは思うけどさ。あんた、たまに夜どこに出かけてんの?お母さんとあたしは昔から家と住む人がころころ変わり、今度の家は同じ学校の子がいた。料理を作ってもらって、家事も分担して、夜に出かけるあたしを気にしてくれて。でも、夜どこいってんのって言われても、なんて言えばいいんだろう。知り合いに会ってるだけなんだけど。ある日突然同居することになった女子高生二人の、淡くてもろいストーリー。
夏も過ぎ、二学期へと突入。いよいよ文化祭が近づいてきた。俺は文化祭実行委員会での活動や、クラスの出し物の準備に忙しい。恋人の有坂ヨルカとはデートもできず、恋しさは募るばかり。さらに軽音楽部のカリスマ・叶ミメイを中心に結成されたバンド「リンクス」には問題が山積み。ギター初心者である俺のスキルアップに、ヨルカのあがり症の荒療治、他もろもろの課題をまとめて解決するために、ミメイ宅での合宿が決行されたのだった!そんな中、二学期になってからどこか浮かない表情だった朝姫さんから、突如電話がかかってきてー。『…希墨くん、助けて』恋と青春の文化祭が幕を開ける!
三人の関係が再びうまい具合に収まればと、大人な私は二人のほつれをほどいてあげた。自分の本音に蓋をしてーそのつもりだった。だけど、二人はそんな私の想いを汲んではくれなくて、胸のうちを曝け出してなるものかと思っていたけれど、無理だった。耐え切れなかった。もう我慢なんてしない。私は私のやり方で純君の時間を拘束する。手始めに、部活を作る。うん、悪くない。だから、これからは今までみたいに優しくしてあげないからね、お姉ちゃん。なんて考えていたら、琉実がバスケ部の男友達に告白されたとかなんとかで、また純君の気持ちをかき乱すような厄介事を持ち込んできて…だるっ。私の邪魔したら、許さないからね。
「ユート。-魔女学園に潜入しろ」男だけがなれる騎士と女だけがなれる魔女。二つが対立するなか、騎士のユートは騎士団長である兄から、女装して魔女学園に潜入せよというミッションを与えられた。兄の無茶ぶりを断ることができず、男子禁制の魔女学園に転入したユートは、ルームメイトで学級委員長のメイファ、大商会の令嬢フラウ、ユートに敵意むき出しのシリカたちと、魔女になるための授業をこなしていく。そんなユートに告げられたのは、世界を変える魔法の存在と、その魔法を使えるかもしれない魔女を、周囲の女子たちのなかから突き止めろというものだったー。魔法の使えないエリート騎士が魔女学園で無双する、女装潜入ファンタジー!
楓がなくした猫のストラップをいっしょに見つけたことをきっかけに、ふとした仕草やふいに自分に向けてくれる笑顔から楓と仲良くなれたと実感する伊織。パパラッチと呼ばれ避けられていた頃からの進展に自信を持ち、もっと楓の笑顔を見たい、あわよくば恋仲になりたい、伊織はそんな思いを募らせる。ふたりの関係を進める第一歩として、名前で呼ぶことを目標にするのだがー「…楓さん」「みゃー?」「お兄、コタロー相手に練習しなくても…」少しずつ表情豊かになってきた少女と過ごす、淡くて甘い夏が今、始まる。
「私、二番目の彼女でいいから」彼女のその言葉に甘えて、俺はみんなに隠れていまも、悪いことを重ねている。早坂さんと夜の教室で二人、いけないことをして。橘さんと真夜中、こっそり見知らぬ駅でキスを交わす。そんな早坂さんと俺と橘さんの甘い泥沼は、けれど。「今度、私の全部をあげるね。だから、ちゃんと受け止めてね。逃げないでね」大胆になっていく行為の果てで、もう、落としどころを見つけられない。一番目じゃなくて、いいはずなのに。二番目のままでも、いいはずなのに。互いに言い訳をしながら、競うように壊れていく俺たちの関係。100%危険で、甘美で、嫉妬にまみれた恋の挙句の果てに、彼女が口にする言葉はー。
生まれつき手先が器用だったレオピン。彼は幼い頃から様々な『クラフト』を行ない、仲間たちに貢献してきた。永遠の絆を誓い合った仲間たちともに、開拓者たちの学園へと進学する。しかし入学式での儀式において、レオピンに与えられたステータスは悲惨なものであった。器用さ以外に全く取り柄のないレピオンを、仲間たちはあっさりと『追放』。レオピンは落ちこぼれのクラスに入れられて、ひとりぼっちになってしまう。しかし与えられたスキル『器用貧乏』が、意外な性能を持っていることに気付きー!幼なじみの聖女に慕われ、美女錬金術師から見初められ!やがて『城』を作り上げる男の、無自覚“ざまぁ”物語開幕!