2023年12月7日発売
「勝手に目がそっち(オリヴィア)に行ってしまうんだ。なんて摩訶不思議な現象だ」「恋っていうんですよ、それ」呪われた屋敷で過ごす楽しく優しくーー少し寂しい愛の物語 父を亡くし破産した大商家の長女であるオリヴィア=アシェルは、残された家族のために命をなげうつ覚悟で娼館の扉を叩こうとしていたところ、身なりのいい紳士に声をかけられた。「どうせならば我が家の主人のために死んでくれませんか」と。先々代オールステット夫人が残した“主人が愛した女は死ぬ”呪いーーそんな呪われた屋敷にオリヴィアは身を寄せる。この屋敷の主人クラース=オールステットに愛され、死ぬために。その報酬である金貨100枚を家族に残すために。ところが、オリヴィアの前に現れた主人クラースは……なんか思っていたよりも面白い人だった。オリヴィアはクラースに“愛される”ように、クラースはオリヴィアを”愛さない”ように、二人の愛の駆け引きが始まる。
ルークとノエルが、隊長と副隊長に!? 新設された七番隊を率いることとなった2人。たった11人の七番隊が王国の闇を暴き出す! 地方の平民出身なのに、憬れの王宮魔術師になってしまった少女ノエル。彼女は魔法の国別対抗戦でも大暴れ、エルフの女王様と友達になり、第三王子殿下のピンチを救った。そして、新設される七番隊で異例の早さで副隊長になる!しかも隊長はルーク!ルークとのコンビで後輩も出来て張り切るノエルだが、新設の七番隊は貴族の圧力を受けてしまう。圧力の背後にいるのは貴族の頂点である御三家?さらに貴族を傀儡にする謎の組織まで!?七番隊の大ピンチ……でも、ノエルとルークのコンビが仲間たちと大活躍!可愛さとユーモアいっぱいの傑作異世界ファンタジー 事件は大きくスケールアップ! 二人の恋も?
「兄上との結婚は解消して、僕とやり直してみるのはどうかな?」ルピアをめぐって兄弟バトル勃発!!? 10年という長い年月をかけ、フェリクスへの恋心を捨て去りようやく目覚めたルピア。しかし以前とは異なり、ルピアに恋焦がれ、過保護なまでに世話を焼くフェリクスに戸惑う。過去を悔い、今度こそ誰よりも幸せにすると誓うフェリクスだったが、同じ想いを返せないルピアは結婚を解消し祖国へ戻ると告げる。そんなすれ違う二人のもとへ、フェリクスの弟・ハーラルトが帰国。美しい青年に成長したハーラルトは、結婚当時のフェリクスそっくりでーー「僕が極上の幸せを捧げるよ」ルピアをめぐってフェリクス相手にまさかの宣戦布告……!!?誤解のち激重溺愛!
教皇就任式、開幕!! ーー新たな教皇が誕生する。アリスト教の総本山・水上都市で開催される教皇就任式に招かれた『影の英雄』、フィル。正体を隠してのんびりバカンスーーなんて考えていたが、待っていたのはアリスト教聖女のミリスとキラ。さらには招待者のアリシアといえば、彼女こそが新教皇で!? 目立ちまくるアリスト女子たちに囲まれながら、水着&デートとやけくそで夏を満喫していたフィルの前に現れたのはーー懐かしい顔。「やぁ、久しぶり。フィル」死んだはずの『英雄』にしてフィルの幼なじみ、アビ・ビクラン。彼の姿だった。
ウブな英雄とツンデレ王女のドキドキ新婚生活!? 「褒美を取らす故、望みのものを言うがよい」「はいっ、肉と酒がいいです!」人並外れた武勇を誇る辺境伯子息・ガストンは、筋骨隆々な肉体に似合わず朴訥な性格だった。そんな彼に国王が与えたのは敗戦国の王女イレーネで!?(どうして??)弱々しい抗議も空しく、ガストンは彼女と結婚することに。だが、儚げな容貌のイレーネは実は一筋縄ではいかない性格で、結婚初夜でも一切触れてこないガストンを思いっきり叱責してしまう。それでもガストンは歩み寄り、イレーネもまた彼の優しさを知ることで、ようやく近づき始めたふたりの距離。「なんて可愛いんだ…」「なんて素敵なの…」そして、お互いの良いところを知れば知るほどドキドキが止まらなくなってしまいーー!?