2024年9月21日発売
王都エヴァロティにて幕を開けたジルバギアスの初陣。ジルバギアスはアルバーオーリルをはじめとした部下を率い、魔王子として人族を蹂躙していく。圧倒的な戦力で快進撃を続けるも、そこにかつての旧友にして剣聖のバルバラとヘッセル、そして勇者部隊が立ちはだかる。他とは一線を画す精鋭部隊の出現に、配下の魔族は壊滅。孤立無援、絶体絶命の戦場で、ジルバギアスは剣槍を振るう。魔王子としてー勇者として。戦いの果て、静寂が支配する廃墟で生き残っていたのは…。偽りの魔王子による国崩し、第5幕。
異世界に勇者として召喚され、魔王と相打ちになった相羽走。気が付けば手にした最強の勇者の力はそのままに、召喚前の現代に戻されていた。召喚前の予定通り、とある私立の女子校に新任の先生として赴任した走。やっと普通の日常を送れるーと思った矢先、夜の公園で非現実的な謎の化物と戦う教え子に遭遇して…!?さらに、どうやら走が赴任した学校には人知れず存在する「裏の世界」で戦う女の子ばかりが通っていることが判明し…!?走は教え子の窮地を救ったことをきっかけに、数々の「裏」の事件に巻き込まれていくが…異世界で最強だった勇者の力は現代日本でも圧倒的でー!?
「私は第一王女のエミーリアです!この世界を救ってください!勇者様!右の掌に紋様がある人は勇者の称号を得ています!」クラス丸ごと異世界転移した番藤茶太郎達は、王女エミーリアに懇願される。紋様を持つ生徒達は大はしゃぎ。しかし、番藤には紋様がない。こっそりステータスをオープンすると、目の前のウィンドウには“称号:侵略者 固有スキル:穴 地球から遣わされた“侵略者”。固有スキル“穴”で世界を裏側から侵す”と書かれていた。勇者じゃなくて侵略者!?これ王女達にバレたらヤバイんじゃね?よし、逃げるか!かくして番藤の逃亡生活、国家反逆作戦が始まるのだった。
『孤高の華』と呼ばれる英国美少女・ソフィアと義兄妹になった白川賢人。同居生活やお出掛けなどを経て、ソフィアは少しずつ賢人に心を開き始めていてー「その…賢人君って、呼びたい…」「…手、貸して(頭なでて)…」とまだまだ賢人へ不器用に甘えてきて…!?そんなある日、賢人はソフィアがずっと昔から野球部のマネージャーを夢見ていたことを知る。一度諦めた夢を叶えようと動く賢人とソフィアだったが、二人の前にはいくつもの障害が立ちはだかっていて…?なかなか素直になれないクーデレ英国義妹が可愛すぎる、焦れ甘ラブコメ第2幕!
朝華が勇にぃに夜這いを仕掛ける様子を目撃してしまった眞昼。咄嗟に妨害してしまった眞昼だったが、朝華の想いを勝手に聞いたうえ、邪魔をしてしまった罪悪感や、勇にぃと朝華が関係を持たなかったことへの安心感、実業団バレーボールチームからのスカウトへの葛藤によって感情がぐちゃぐちゃになっていた。「勇にぃとの関係性を崩したくないし、もう二度と勇にぃと離れたくない」そんな想いばかりが心に渦巻くなか、勇と2人きりになった眞昼は「ねぇ、勇にぃ。好き」と思わず、気持ちを口に出してしまい!?複雑に絡み合う各々の想いー2人に告白された勇はどんな答えを出すのか!?
氏族“剣友会”を率いる新たな英雄として、辺境の地マルスハイムで着実に名を上げていくデータマンチ転生者エーリヒ。そんな彼のもとに、かつて帝都の魔導院で絆を深めた親友ミカが訪ねてくる。さらに英雄に憧れる新たな仲間や懐かしいお騒がせ娘との縁も繋がれ、“剣友会”の戦力はますます充実していくのだった。そんなエーリヒ達を指名して冒険者組合から持ち込まれた護衛依頼。どこか胡乱な案件を警戒しつつ引き受けたはずだったが、当然の如く想定を超える窮地が彼らを待ち受けていて…!?ヘンダーソンスケール行方不明のデータマンチ冒険譚、辺境の闇が覗く第10巻!