2026年1月5日発売
追放令嬢アリーの怪奇事件録追放令嬢アリーの怪奇事件録
カリウス王国辺境伯の長女で同国第二王子の婚約者だったアリーは、卒業パーティーで突然の婚約破棄を言いわたされる。国外追放された先で「相談所 薄明の夕暮れ」を訪ね、美形のマスター・ルードと出会う。が、突如目に衝撃が走り、彼の「幽霊を見る」能力が彼女に乗り移ってしまい、霊への対処法を学ぶため、店の受付係をすることに。ルードとともに事件解決に挑む中で、徐々に二つの国を跨ぐ何者かの陰謀に巻き込まれーー。さらに「女嫌い」として有名なルードは、なぜかアリーにだけは優しく激甘で、二人の仲が深まるにつれその理由も明らかになって……? ■著者プロフィール ヨシモトミネ 2025年、『この会社は実在しません』(KADOKAWA)でデビュー。
柘榴石の花嫁柘榴石の花嫁
「柘榴姫」--帝都にその名を轟かせた少女は、自らの血が柘榴石という美しい宝石になる異能を持っていたーー。柘榴姫・朱織は、両親によって大金と引き換えに広江家へ秘密裏に売られる。五年間、座敷牢で囚われの生活を送っていた朱織だが、ある日、異能者の犯罪集団「鞘の会」に誘拐される。間一髪で朱織を救出したのは、警視庁異刑部の藤司那月だった。 那月は高名な男爵家の御曹司であり、若くして異刑部の部長を務める美麗な青年。朱織はしばらく那月のもとで保護されることになる。柘榴姫を狙う「鞘の会」を逮捕すべく、那月と朱織は偽装婚約をすることに。冷酷だと噂されていた那月だが、彼の不器用な優しさに触れるうち、朱織は次第に彼に惹かれていくーー。 一方、「鞘の会」は過激な動きを見せ始めて……!? 生きることを諦めていた異能少女と、孤高のエリート警部が織りなす、明治ダークファンタジー浪漫!
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