作者 : ななせ悠
陽光ヲ待ツ 下陽光ヲ待ツ 下
太平洋戦争下、滋賀県・信楽。 伝統工芸品の信楽焼は、兵器転用されることになる。 陶芸を愛する少女・松原陽子も、好きなものを作りたい気持ちを抑え兵器製造に励んでいた。 昭和二十年の五月、信楽は空襲を受ける。初めて見る米兵に、激しく動揺する陽子。そんな中、彼女の家に電報が届く── 戦中、そして戦後。陽子たちは何を思い、どう生き抜いたのか。ジャンプ+が贈る太平洋戦争記、ここに完結。
陽光ヲ待ツ 上陽光ヲ待ツ 上
昭和十六年夏、滋賀県・信楽。 両親を亡くした少女、陽子は伯父の家に引き取られた。伝統工芸品の信楽焼に興味を持ち、やがて陶芸の才能を開花させる。 陶芸作家になる夢を膨らませる陽子。だが太平洋戦争の開戦により、信楽焼と陽子は数奇な運命に直面することになる── 愛する伝統を守るため、戦時下を生き抜いた少女の物語、上巻。
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