作者 : みやびあきの
負けても、好きはあきらめなくていい。 プロ棋士の養成機関・奨励会で降級退会の挫折を味わい、将棋をやめた高校生・銀谷悠月。 けれどかつて奨励会員だったことを知るクラスメイトの吉金露凛に、 自分の中の「まだ将棋を好きな気持ち」に気づかされた悠月は、再び将棋を指すことを決める。 プロを目指すのではない将棋“部”員としてーー。 これは、プロになれなかった少年の青春再生の物語。
「いい靴はいい場所に連れていってくれる」--靴職人だった亡き母に教わった言葉を胸に、工房を継いだ歩純結彩。 母の遺した靴、そして日比谷くんへの気持ちについて、答えを探し踏み出す一歩。 心温まる靴職人成長譚、ついに完結!
「いい靴はいい場所に連れていってくれる」--靴職人だった亡き母に教わった言葉を胸に、工房を継いだ歩純結彩。 そんな結彩にいつも寄り添ってきた日比谷くんだが、ある日この関係はずっと続くものではないことに気づく。 一方、ほたるちゃんのお家には万桜ちゃんがお泊りに! ほたるちゃんが友達と笑いあう姿をみて、ほたるの母は一体何を思うーー。
「いい靴はいい場所に連れていってくれる」--靴職人だった亡き母に教わった言葉を胸に、工房を継いだ歩純結彩。 そんな彼女のもとを訪れたのは、母の古い友人だった。彼から語られる、結彩の知らない母の姿。母が遺した謎の靴とは一体何なのか?一方、ほたるが突如、足が絆創膏だらけでボロボロの女性を店に連れてきてーー。
「いい靴はいい場所に連れていってくれる」--靴職人だった亡き母に教わった言葉を胸に、工房を継いだ歩純結彩。店を訪れる一人一人の人生に触れながら、結彩は“幸せな一歩”になるようにと願いを込めて靴作りに励む。そんな中、親との関係に悩む女子高生の立花ほたるから「靴作りを教えてほしい」と頼まれた結彩。ほたるにはどうやら事情があるようでーー。
「いい靴はいい場所に連れていってくれる」--靴職人だった亡き母に教わった言葉を胸に、工房を継いだ歩純結彩。“履き主がいい場所に行けるように”とおまじないをかけながら作られる結彩の靴は、今日も誰かの一歩をやさしく包んでいくーー。まだ未熟、されどあたたかい靴職人の物語。
かつて紫都香(しづか)に告白した健吾(けんご)と初めて会い、紫都香との埋まることのない年齢差を実感して落ち込む貴樹(たかき)。一方、紫都香もまた健吾からの問いかけをきっかけに幸せについて思い悩む。それぞれの気持ちが繊細に揺れ動くなか、貴樹はついに想いを伝えることを決意するが……? 喫茶店のマスターと男子高校生の8歳差の恋と成長の物語、完結巻!
告白に返事ができないままだった健吾との再会を果たした喫茶ユカリのマスター・紫都香(しづか)と、その再会のあと押しをした高校3年生の波多野貴樹(はたのたかき)。貴樹の存在が紫都香にとって少しずつ大きくなっていくなか、迎えた貴樹の高校の文化祭で二人の関係を揺さぶる思いもよらない出来事が!? 男子高校生と和服の年上女性が織りなす8歳差の恋と成長の物語、第4巻!
「自分のブレンドを作る」という目標を掲げた喫茶ユカリのマスター・紫都香(しづか)と、その純真さがいつの間にか紫都香の背中を押していた高校3年生の波多野貴樹(はたのたかき)。少しずつふたりの距離が近づけていく中、かつて紫都香が告白に返事のできなかった健吾との再会がもたらすものは……? 男子高校生と和服の年上女性が織りなす、苦いのに甘酸っぱいラブ×グロウアップストーリー、第3巻!
紫都香(しづか)への恋心を抱えながら、彼女がマスターを務める喫茶ユカリに通う高校3年生の波多野貴樹(はたのたかき)。ユカリを訪れるお客さんとのさまざまな出来事を通じて、少しずつ紫都香のことも知りゆくうち、貴樹にとって"大人"はいつしか"憧れ"から"なりたい自分"へと変わってきて……? 男子高校生と和服の年上女性が織りなす、苦いのに甘酸っぱいラブ×グロウアップストーリー、第2巻!