作者 : アダチケイジ
チームは日本一に輝き、契約更改のシーズンに。打率・打点・本塁打数でリーグのトップ5に入り、日本シリーズのMVPに輝いた丸金の旧年俸は500万円。そこからどこまで上がるのか? クライマックスMVPに日本シリーズ優秀選手賞の活躍を見せた夏之介は、ポストシーズンの働きをどう評価されるのか? それぞれの「銭闘」が始まる…! 「大幅アップ?」前編 「大幅アップ?」後編 「ストーブリーグ」前編 「ストーブリーグ」後編 「The last ran」 「ムコ殿…?」 「はく奪?」 「カレンダー」 「投げるな!」前編 「投げるな!」後編
レギュラーシーズンは散々な成績に終わったが、クライマックスシリーズはMVPに選ばれる大活躍。夏之介は3位だったチームを日本シリーズに進出させた。 しかしそのことで大バッシングが巻き起こる。なぜ3位のチームが日本一を争うのかと! そしてシリーズ進出の立役者である夏之介がそのバッシングの標的に!! 異常な雰囲気の中で始まった日本シリーズで夏之介は好投できる!? 「逆・シリーズ男」1 「逆・シリーズ男」2 「逆・シリーズ男」3 「逆・シリーズ男」4 「逆・シリーズ男」5 「逆・シリーズ男」6 「逆・シリーズ男」7 「真実を知る男」前編 「真実を知る男」後編
好投しても勝ち星のつかない夏之介。9回完封して先発のコツを得たと思ったのに、そのタイミングで二軍行きを通告される。それは「先発」から「中継ぎ」へと起用を変えるため、夏之介に二軍でリセットしてもらうための首脳陣の措置だった。その二軍生活は短いものの予定だったが、心と体のバランスを崩した夏之介はイースタン(二軍)での試合でも打ち込まれ、2カ月をそこで暮らすことになる…! 「どん底」前編 「どん底」後編 「蚊帳の外」前編 「蚊帳の外」後編 「ホームの番長」前編 「ホームの番長」中編 「ホームの番長」後編 「アンタのエエ人」
交流戦も終わり、再びリーグでの試合が再開。そのタイミングで二軍から昇格し、ローテーション(先発)投手として復帰した夏之介。前にもまして好投を続ける夏之介だが、あいかわらず結果(勝ち星)がついてこない! 一方でこれまで夏之介が頼りにしていた正捕手・寺杉が怪我で二軍に落ち、今ひとつ捕手として信頼できない丸金千太郎とバッテリーを組むことになった…! 「一軍最低保証年棒」前編 「一軍最低保証年棒」中編 「一軍最低保証年棒」後編 「出逢いは突然に!」 「スター誕生?」前編 「スター誕生?」後編 「オファー」前編 「オファー」後編 「スピードガン導入」
春のオープン戦で試され、今年は先発ローテーション投手として起用されることになった夏之介。そんな夏之介に開幕から6試合目にいよいよ出番がやってくる。先発としてそれなりの成績が残すことができれば、年俸も選手としてのステイタスも上がるハズ!期待と不安を胸に、夏之介は9年目のシーズンに突入!! 「一週間に一遍のお仕事」1 「一週間に一遍のお仕事」2 「一週間に一遍のお仕事」3 「一週間に一遍のお仕事」4 「ふたりのナッツ」前編 「ふたりのナッツ」後編 「イノベーションか? 現状か?」前編 「イノベーションか? 現状か?」後編 「ナッツとプッチンプリン」前編 「ナッツとプッチンプリン」後編
今季の登板数は31試合で、4勝4敗2セーブ。ホールド数は20。昨季より大きく成績を伸ばし、シーズン終盤の優勝争いでは大車輪の活躍をした夏之介。今季の年俸は1800万円だったが、契約更改でその年俸はどこまで上がるのか? そして夏之介は契約更改の席で、提示額から上積みを勝ち取るためのある奇策に出る! 「実況アナウンサーの日常」前編 「実況アナウンサーの日常」中編 「実況アナウンサーの日常」後編 「契約更改」前編 「契約更改」中編 「契約更改」後編 「もうひとつのゴールデンルーキー」前編 「もうひとつのゴールデンルーキー」後編 「2年になったナッツ」
シーズンも終わり、12月。でもこの12月こそ球界が激しく動く時期なのだ。夏之介の周りでも、戦力外通告を受け引退する選手、他球団へトレードになる選手など様々。そんななか、夏之介とも縁が深いあの人が戦力外通告を受け、トライアウトに挑戦することに…! 「ココだけのおハナシ」 「さびしい季節」 「戦力外通告!」 「ファン感謝デー」 「ナッツの身体能力」
エースの発熱により急遽、先発を任された夏之介。でもコレ実は、「奇襲」の形を借りた夏之介の「先発テスト」だった! 今シーズン、便利屋的に使われながらも好成績を残してきた夏之介が、投手としてひとつ上のステージに上がるチャンス。そしてそれを自覚する夏之介。「便利屋」を卒業し「先発ローテーション投手」となることができるのか…!? 「便利屋卒業?」 「やったぜベイビー」 「抜擢! ナッツ投手」
華やかなりしプロ野球の結婚事情。神宮スパイダースのエースはなんと女子アナと結婚! 他のチームメイトもデルモやらスッチーやら……。さて、年俸1800万円の夏之介、お目当ての女性のために足しげく通っている場所が……。ヒントは、唐揚げチャーハン!? 「教師or反面教師?」 「高卒と大卒」 「投げるタマがない!」 「コドクなグルメ」 「ナッツ」
プロ入り8年目で年俸1800万円の中継ぎ投手・凡田夏之介。対戦相手の年俸チェックをするたびに気になるのは、「倍数」! セ・リーグには夏之介と1歳違いで10倍もらってる選手が一人だけいる。その選手は、試合前にもかかわらずクラブで豪遊&朝までチャンネーはべらかしていて……俄然意識しちゃうんです!! 「プロになれなかった男」 「安全な株・危険な株」 「倍数」 「二軍なのに一軍」 「球場までの通勤事情」 おまけ漫画
「プロ野球は人生の縮図」と言う人がいるが、そんなことはない! トンデモナイ成果主義による年棒。同じユニホームを着ていても、そこにはトンデモナイ階級がある! 現在8年目、中継ぎ投手としてなんとか1軍にいる主人公・凡田夏之介はそんなトンデモナイプロ野球界で生き残れる!? 下は240万円から、上は数億まで。格付けが、年俸によって完全に決められている超格差社会・プロ野球。凡田夏之介は高卒でプロ入りした8年目の中継ぎ投手。左腕でサイドスローという一風変わった武器と、全球団の1軍選手の年俸をソラで言えるという不思議な特技で、厳しい世界を必死でサバイバる! 「僕の職場」の巻 「谷間」の巻 「習性」の巻 「ともだち」の巻 「県人会」の巻 「引退へのレール」の巻