作者 : シエラ
帝国軍の精鋭「天陽の騎士団」の参戦により、王国第二軍は中央戦線で苦戦を強いられていた。王都からの救援が急務となる中、ナインハルト准将の指示を受けたオリビアたちは、急ぎグラシア砦を経由し戦地へと向かうことになった。しかし、一行を待ち受けていたのは、王国軍から帝国軍へと寝返りグラシア砦を占拠したドミニク大佐だった。
オリビアが北方戦線にて敵の将・ローゼンマリー率いる紅の騎士団を退けたことにより、帝国と王国の勢力争いに少なからず異変が生じはじめた。そんな中、二国の戦況を監視し機を窺っていた神国メキアが帝国の砦の攻略を始める。一方、王都フィスへとはいったオリビアは、ナインハルト准将の口利きで念願の王立図書館へと足を踏み入れる。歓喜に震える彼女がそこで探したいものとはーー?
死神から授かった漆黒の剣を手に戦場を駆け、ファーネスト王国の南方戦線に勝利をもたらした銀髪の少女・オリビア。久方ぶりの勝利に浮かれる王国だったが、間を置かずして舞い込んだのは、北方戦線を維持していた第三・第四軍壊滅の報だった。状況を打破すべく、オリビアの第七軍は制圧された地域奪還の命を受け、北方戦線へと進軍を開始する。一方、帝国軍の指揮を執る帝国三将の一人にして紅の騎士団を率いるローゼンマリーは、かつての上官オスヴァンヌの仇を討つべくオリビアを待ち受けるーー。ますます注目の少女英雄戦記、コミック第4弾!
イリス平原での王国と帝国の激闘は、オリビアたち別働隊が帝国軍大将オスヴァンヌを討ち取ったことで、王国の勝利に終わった。英雄となったオリビアは帝国の守りの要所であるカスパー砦攻略という新たな任務に挑む。アシュトンのアイデアで別働隊が砦に陽動をかけ、その隙に内部に侵入したオリビアは単身で敵司令官の討伐に向かう。彼女がその黒き剣を振るたび、砦内は恐怖がいや増していくーー。ますます大好評の少女英雄戦記、コミック第3弾!
イリス平原で王国軍と帝国軍との間で戦端が開かれた。王国軍の最強の駒でるオリビアは密命を受け、自軍を率いて戦場を迂回しながら進む。戦いは帝国軍優勢に進むが、背後に回り込んだオリビアが帝国軍本陣に奇襲をかけて……! コミックス第1巻発売後に即重版を果たした大好評少女英雄戦記第2巻!
深い森の神殿で死神と呼ばれる黒い影に拾われた赤ん坊がいた。オリビアと名付けられたその子は、死神から観察と称して様々な知識と戦闘技術を叩きこまれながら十五歳まで成長した。時は光陰暦九九八年ーー王国は大陸に覇を唱える帝国に対し、苦戦を余儀なくされていた。カナリア街道のとある砦でも帝国軍の兵士たちによる積み荷の徴収など街道利用者への悪質な行為が横行していた。そこへ漆黒の長剣を帯びたオリビアが現れ、「化け物」と称される剣技で帝国軍を圧倒する。王国を目指すオリビアの目的とは果たして? WEBサイト「小説家になろう」にて募集された第4回オーバーラップWEB小説大賞で銀賞を受賞した注目作をコミカライズ!