作者 : 三上延
夢野久作の代表作であり、日本三大奇書にも数えられる小説『ドグラ・マグラ』。 恭一郎と扉子達はその物語の内容から、康明の失踪と『ドグラ・マグラ』に繋がりのようなものを感じる。 そこに祖父・杉尾が現れ、康明の蔵書のひとつである復刻版の中身が何者かの手によって初版本に入れ替わっていることが分かりーー。 事件の真相へと迫るビブリオミステリ、最終巻。
足塚不二雄の「UTOPIA最後の世界大戦」の買い取りを持ちかけてきた謎の男性。彼はどうやら、失踪した栞子さんの母親のことを知っているようで…?話題のビブリオミステリ第6巻!
大輔に次第に心を許しはじめた栞子は、入院している怪我は階段から落ちたのではなく「突き落とされた」ためだと告白する。犯人はなぜ栞子を襲ったのか…古書が事件を巻き起こす!?話題のビブリオミステリ第4巻!
五浦大輔が聞かされた篠川栞子の秘密。それは太宰治『晩年』のアンカット初版本を巡る事件のあらまし。大輔は栞子を守るため<大庭葉蔵>と名乗る危険なビブリオマニアと対決する。だが、すでに「物語」は意外な人物によって綴られていた。
大輔に次第に心を許しはじめた栞子は、入院している怪我は階段から落ちたのではなく「突き落とされた」ためだと告白する。犯人はなぜ栞子を襲ったのか…古書が事件を巻き起こす!?話題のビブリオミステリ第3巻!
少女の恋と罪。夫婦の見えない秘密。古書にまつわる事件を解き明かすうちに、本を読めない青年と美貌の女店主に絆が生まれた。だが、彼女が抱える事情が語られるとき、穏やかな日々は一変するーーー美しいものとは限らない。それでも始める。ここからは篠川栞子の物語。
鎌倉の古書店「ビブリア古書堂」で働くことになった大輔は、せどり屋の志田からの依頼で盗まれた文庫本を捜すことに。誰が何のためにボロボロの文庫本を盗んだのか…栞子の推理が冴える大人気ビブリオミステリ第2弾
鎌倉の片隅で営業している古書店「ビブリア古書堂」の若くて美しい女店主・栞子は、人見知りで接客業もおぼつかないが、古書の知識は並大抵ではない。これは、栞子と奇妙な客人が織り成す、古書と秘密の物語ーー。