作者 : 三田誠
「君が解くべき 虚構の謎を追い求めよ」 ドクター・ハートレスの手がかりを求め、グレイの故郷を再び訪れたグレイとエルメロイII世。 村で再会したアトラス院の院長・ズェピアにハートレスについて問いただすが、答えが得られないまま「アトラスの兵器」の一つが起動したと言われーー。
重ねていく。色を、掌を、想いを、これからもーー。 ブロンシュを取り込み黒き竜と化した凌月。彼女の暴走を止めようと、ジゼルもまた竜となり凌月を道連れに裏カタコンベへと落ちていく……。そしてジゼルを救うため青は結界を潜り抜け、ジゼルのもとへ向かう。その先で彼が選択するものはーー。巴里を舞台に繰り広げられる異類婚姻幻想譚、堂々完結!
魔眼蒐集列車に乗車したエルメロイII世たち。個性的な乗客たちに出会うが、聖遺物を盗んだ犯人の手がかりはつかめずにいた。そんなII世を嘲笑うかのように、少女の悲鳴が事件の幕開けを告げるーー。
エルメロイII世が何よりも大切にしていた、とある英霊の聖遺物が盗まれた。代わりに置かれていたのは魔眼蒐集列車への招待状でーー!? 点と点が絡み合い、星を巡る運命が動き出す。
幻獣・シェビティとの戦いの最中、突如姿を現した飛鳥の母・ホノカ。全ての鍵を握る彼女が語る真実は…!? そして、アスカとエドガーは運命に立ち向かう!ロンドンを駆ける現代幻獣幻想譚、完結巻!
イゼルマの森で勃発した魔術戦は、アトラム・ガリアスタ、エルメロイ教室、【冠位】蒼崎橙子が入り乱れ、激しさを増していく。一方エルメロイII世は、究極の美の真実にたどりつくのであった。
双貌塔で起きた殺人事件の犯人だと疑われてしまったライネスは、疑いを晴らすため捜査を進める中、第二の殺人に遭遇してしまう。言い逃れができない状況の中、苦々しい表情で現れたのは現代魔術科の君主だった。
壮絶なる死闘の果て、幻獣ファーヴニルを抑え込んだ飛鳥とエドガー。戦いの果て、ファーブニルの「寂しさ」を感じ取った二人は…。ロンドンを駆ける現代幻獣幻想譚、第2巻!
究極の美とは何かーー?エルメロイII世の義妹・ライネスは、至高の美を持つとされる黄金姫・白銀姫のお披露目パーティーに出席した。三大派閥、冠位(グランド)の魔術師を巻き込む、闇の事件の幕が上がる!
司 飛鳥(つかさ・あすか)は姿を消した母、そして記憶の中の少女を捜すため、自身の出生の地・ロンドンへの短期留学を決めた。そこで、少年はとある「獣」と出逢い、戦いへと巻き込まれていくーー。
魔術刻印の修復師の遺産をめぐり、巻き起こった凄惨な殺人事件。エルメロイII世は断腸の思いですべての謎をつまびらかにしていく。そして解放されるグレイの力。【剥離城アドラ編】ついにクライマックス!
「剥離城アドラ」の城主の遺産をめぐり、ついに殺人が起こった。容疑者は全員アリバイなど無用の魔術師たち。調査を始めたエルメロイII世は、城に隠されたとある秘密に気付くーー。