作者 : 久世番子
独特の節で読む軍記物の勇壮な場面を、講談で「修羅場〈ひらば〉」と呼ぶーー。 めでたく二ツ目昇進が決まった泉太郎。だが、女子大生となって寄席に現れた初音の隣に見知らぬ若い男がいて、おだやかではいられない。同じ頃、夫から「話がある」と言われた泉花。いきなり人生の岐路に立たされることにーー。姉&弟弟子の未来はどっちだ? 本格「講談師」漫画、完結!
独特の節で読む軍記物の勇壮な場面を、講談で「修羅場〈ひらば〉」と呼ぶーー。 泉花と泉太郎が「幻の釈台」を捜したことに師匠の錦泉は激怒する。明らかになる「最後の講釈場」音羽亭焼失の真相…。自分の道への思いを新たにした泉太郎の前に、男の後輩講談師が現れた。さわやかな美男子だが、彼の奇妙な言動に泉太郎は不審を抱く…本格「講談師」漫画、急を告げる第5巻!
独特の節で読む軍記物の勇壮な場面を、講談で「修羅場〈ひらば〉」と呼ぶーー。 性格に問題がある先輩落語家・赤丸〈あかまる〉と、バチバチの二人会を開くハメになった泉太郎。落語の「笑い」に対抗するため、泉太郎が選んだ秘策は異常事態を呼ぶ! 大好評を博した泉花夫婦のちょっといい話「徂徠豆腐〈そらいどうふ〉」も収録。神田伯山全面協力、絶好調の世界初「講談師」漫画!
独特の節で読む軍記物の勇壮な場面を、講談で「修羅場〈ひらば〉」と呼ぶーー。 泉花は、人気落語家から独演会のゲストを打診されたが自信がなく迷いっぱなし。一方、前座修業にクサクサしていた泉太郎の前に、学校寄席(…の会場の体育館倉庫)で会った女子高生・初音が現れた! この、夢も目標もない17歳の正体に、本人さえ気づいておらず…。漫画&演芸界をザワザワさせるシン・伝統芸能ストーリー、いろいろ波乱含みの第3巻!
独特の節で読む軍記物の勇壮な場面を、講談で「修羅場〈ひらば〉」と呼ぶーー。 冬…前座・二ツ目あこがれの演目「赤穂義士伝〈あこうぎしでん〉」の季節が来た。だが泉太郎は楽屋で「好きじゃないです」と言い放ち、にしき姉さん激怒! あきれる泉花だが、泉太郎には心にわだかまり続ける、中学時代のある思い出があってーー。 六代目神田伯山、全面監修。幻の兄〈あに〉弟子や講談をディスりまくるJKも登場し、史上初の本格「講談師」漫画はここからますます面白く! モーニング本誌に掲載された「番外編」も収録。
時は平安、物の怪に憑かれた「ぬばたま姫」の祈祷を依頼された僧・白顕。 美しい黒髪から求婚者が絶えない姫だが、白顕に「自分を尼にしてくれ」と言い放ち、彼の目の前で自らハサミを黒髪に…!? 久世番子が描く、平安姫さま極楽コメディ! 2021年11月刊
独特の節で読む軍記物の勇壮な場面を、講談で「修羅場〈ひらば〉」と呼ぶーー。 落語家との認知度の差は歴然、絶滅危惧「職」とまで言われる講談師。二ツ目の女流講談師・龍田泉花の未来は視界不明瞭! 唯一の弟〈おとうと〉弟子・泉太郎の率直(不敵?)過ぎる言動にもヤキモキしっぱなしーー。でも「講談」の深い魅力と、師匠をはじめ人間臭い周囲の人々に支えられながら、姉弟〈きょうだい〉弟子2人は、ダンジョンだらけの「芸の道」をよじ登っていく! 歴史ロマン『パレス・メイヂ』、爆笑エッセイ漫画『暴れん坊本屋さん』などで知られる名手が、「日本一チケットの取れない講談師」六代目神田伯山の全面監修を得て放つ、新たなる伝統芸能ストーリー。モーニング本誌に掲載されて評判を呼んだ「読み切り版」も収録。 「鋳掛松〈いかけまつ〉」、「応挙〈おうきょ〉の幽霊」など、講談の演目もさまざま登場。このごろ話題の「講談」って落語と何が違う? どんな演目があるの?…などを知りたい方も一読瞭然!
バロック期、スペイン王宮…宮廷画家に登用されようと、王宮を訪れた青年、シルバ・ベラスケス。そこで彼が出会ったのは、自らを描いた肖像画を切り裂く少女、イサベル姫。どんな画家が描いた肖像画も気に入らないという彼女の心中は…? 久世番子が鮮やかに描き出す、スペイン王宮絵画物語、開幕! 2018年5月刊。
着々と復興を進める帝都。そこに生きる人々や想いも少しずつ変化していく。そして御園も東宮侍従となって宮殿(パレス)へと戻ってきた。但し、彰子への想いだけは変わらず胸に秘めたままで…。少女帝と少年侍従の近代宮廷ロマンス、遂に終幕へ──! 2017年8月刊。
平和な帝都を襲った未曾有の大災害は人々の心に大きな爪痕を残す。そんな事件から数か月後…気落ちする御園が久しぶりに出会った人物から聞いた、彰子の昔話とは…?少女帝と少年侍従の近代宮廷ロマンス、再起への第6巻。 2017年1月刊。
宮殿ーパレスーでの勤めを通して、御園の陛下への想いは、日に日に募っていくばかり…。そんな中、宮殿ーパレスーにやってきたのは、海色の瞳を持つ婦人、レディ・アスター。何やら思惑ありそうで…?そして平和な帝都を脅かす大事件が…!?少女帝と少年侍従の近代宮廷ロマンス、激動激震の第5巻 2016年4月刊。
「陛下の籠の中には誰も入れたくない」そんな自分の気持ちにとまどう御園だが、鹿王院宮にも彰子との秘めたる思い出がある様子。さらには新聞記者がパレスを嗅ぎ回っているようで…?少女帝と少年侍従の近代宮廷物語、想いが膨らむ第4巻。 2015年8月刊。
漫画家を中心に小説家、イラストレーターなど様々なジャンルのクリエーターが、アンソロジー作品を描く豪華絢爛同人誌付き! 本編では味わえない「パレス」の世界をどうぞお楽しみください♪ 参加作家:磯谷友紀、岩岡ヒサエ、羽海野チカ、海野つなみ、大崎梢、坂木司、高田明美、高橋しん、松田奈緒子、魔夜峰央、山中ヒコ 2015年8月刊。
「陛下の心地いい籠になりたい」。そんな想いを抱きながら、壮麗なる「パレス・メイヂ」で侍従職出仕として、今上帝・彰子に仕える御園。しかし、そんな御園の想いを揺さぶる、真珠からの思わぬ一言が…!? 2014年12月刊。
絢爛なるパレスで、少女帝・彰子に仕える少年侍従・御園。ある日、御園が通う学校に彰子が視察に来ることになり…!? 話題騒然の近代宮廷ライフ、待望の第2巻!! 2014年3月刊。
貧乏貴族の実家を救うため、帝の暮らす宮殿「パレス・メイヂ」に仕えることになった14歳の御園公頼(みその きみより)。ある時、帝の画帖が破られる事件が起き、御園に嫌疑が…!? 2013年6月刊。