作者 : 久保帯人
時は太正二十九年。「真宮寺さくら」に憧れる天宮さくらは、その夢を追う為に帝国華撃団に入隊するが、そこにはかつての面影もなく弱体化した帝国華撃団の姿があった。帝都の平和を守る為、さくらは新生・花組のメンバーと共に栄光ある帝国華撃団の復活を誓う──!!
アスキンの完聖体による猛毒領域に閉じ込められた浦原は、瀕死の状態から卍解を発動。張り巡らす幾重もの妙計奇策が、次第にアスキンを捕らえ始める! 一方、一護は城の最上部にて座す滅却師の王の下に…!?
リジェ…ジェラルド…アスキン──。各地で親衛隊が護廷隊を強襲する中、戦いで重傷を負った京楽の代わりに戦場に立つ七緒は…!? 一方、仲間の援護で先に真世界城へと着いた一護は、ある人物と邂逅し…!?
マユリとネム──。娘は父の想いを知り、父は娘の成長を知る。ひとつの夢は、いつしか二人の夢となり、強く結ばれたその絆で敵を討つ! 一方、滅却師の本陣へと走る京楽たちに、鋭く向けられる銃口が…!?
故郷を失い、共に強くなろうと誓い合ったユーゴーとバズ…。しかし、ユーハバッハが現れたあの日から別の道を辿る友は今、敵として目の前に立っている。かつての記憶だけを残し、二人の絆は砕け始めーー。
京楽の企図による藍染の登場で動揺するルキア達の前に、さらに生き残った星十字騎士団が現れる! 一方で、霊王宮から落とされ、再びユーハバッハの元を目指す一護は、途中で思わぬ者達との再会を果たす…!?
時遅く、霊王の死によって世界は崩壊し始める…。この窮地に地上では、浮竹が謎の儀式『神掛』の力を発動させようとしていた! 一方、光も届かぬ闇の中を歩く京楽。ある男との面会に向かう彼の真意とは…!?
激化する零番隊と滅却師の戦いに揺れ動く霊王宮! やがてその戦いは互いの頭目を引き合わせ、さらなる激闘へと展開する!? 静かに腰を上げる零番隊が長・兵主部一兵衛。その刀は全てを深く…黒く染める…。
ジジの傀儡と化し、仲間である死神を襲う日番谷。しかし、その虚ろなる瞳の先には、怪しく微笑むマユリが…!? 一方、霊王宮へ踏み入ったユーハバッハを討たんと、守護者たる零番隊が容赦なき刃を向ける!
グレミィとの激戦で傷付いた剣八に、滅却師の女性騎士団による死の誘惑が迫る! 戦局を左右する剣八の危機に多くの死神達が救出へと向かう中、仲間が感じた一つの霊圧…。それは遥か上空から近づき──!?
卍解なき日番谷と砕蜂は滅却師の刃に倒れた。再び護廷十三隊に危機が訪れる中、突然マユリの元に浦原から衝撃的な報せが入り、状況は一変する! だがそれは、彼等による新たな絶望の幕開けでもあり……!?