マンガむすび | 作者 : 井上佐藤

別れたあともダンスを教えあう関係を続けていた鈴木と杉木。前に進むためについにその関係を終わりにしてしまう。鈴木はノーマンに、杉木はガブリエルに師事する。別々の道を歩み始めた2人。彼らを結ぶ糸はこのまま完全に断たれてしまうのか!?　 切なくも愛おしい恋はゆっくりと変化していく‥‥。

「アンタを愛している」鈴木がそう優しく、杉木に口にした言葉を最後に二人は別れたーー。そして元のダンスを教えあう関係に戻ったが、昔のようにはできない。気持ちを必死で押し殺す二人の前に、運命を大きく変えるある男が現れた。想いを秘めた二人に訪れた転換期の第6巻。

杉木信也と鈴木信也は、それぞれスタンダードとラテンダンスの日本チャンピオン。杉木からの提案で二人は互いの専門分野を教え合い、10種のダンスで競う「10ダンス」に挑むことになった。深夜の教室で行われる二人だけのレッスン。時にぶつかり、時に認め合う。鈴木と杉木、二人の行く道は果たしてーー。