作者 : 伏瀬
世界の言葉が響き、リムルの魔王化が始まった。 リムル本人の意識が関知し得ぬ魂の深淵にて 大賢者は静かに主の望みを叶える為に進化するーー。 魔王となったリムルの理性は保たれているのか? そしてシオン達の復活はなるのかーー?
魔国連邦での日々は、獣人族のフォス、龍人族のステラ、有翼族のネムの三人にとってそれぞれの主命を忘れそうになるほど楽しく驚きに満ちたものだった。そして、彼女たちの得意とする戦闘においても、ハクロウの気闘法やミュウランの魔法による多彩な戦術に瞠目させられる。 本編コミカライズのキャラクターや出来事をトリニティ三人娘の視点で描く、伏瀬先生原案・監修の『転生したらスライムだった件』公式サイドストーリー第2巻!!
シオン達の蘇生に必要なのは、多量の人間の魂を 生け贄(ルビ:ヨウブン)とした自身の魔王化だった。 自らの甘えが招いた事態に収拾をつけるべく、一人敵地へ飛び立つリムル。 そこで待つのはファルムス王国連合軍、その数二万。 今、ファルムス軍にとって短くて長い、悪夢が始まるーー。
リムルはシズの心残りであった子供達を救い、イングラシア王国を後にした。しかしその帰り際、西方聖教会聖騎士団長ヒナタ・サカグチの襲撃を受けてしまう。分身体を囮に使いヒナタの攻撃を凌いだリムルだが、魔国連邦(テンペスト)への帰還が遅れてしまう。その間、魔国連邦では異世界人である、田口省吾(ショウゴ・タグチ)、水谷希星(キララ・ミズタニ)、橘恭弥(キョウヤ・タチバナ)による攻撃が始まっていた。
リムルはシズの心残りであった子供達を救い、イングラシアを後にした。 一方その頃、急激に影響力を増していく“魔物の国”をよく思わない西方諸国の手が、 リムルとリムル不在のテンペストに襲いかかるのだった。
通り魔に刺されて死んだと思ったら、異世界でスライムに転生しちゃってた!? 相手の能力を奪う「捕食者」と異世界の理を知る「大賢者」、 二つのユニークスキルを武器に、スライムの大冒険が今始まる! 不完全召喚された異世界人の子供達は、魔素が安定せず体内の崩壊を待つ日々を送っていた。そんな子供達を助けるためリムルが辿りついた結論は、かつてイフリートを宿したシズさんのように上位精霊を子供達の身に宿す方法だった。リムルと子供達は、上位精霊を見つけるために「精霊の棲家」を目指すがーー。
通り魔に刺されて死んだと思ったら、異世界でスライムに転生しちゃってた!? 相手の能力を奪う「捕食者」と世界の理を知る「大賢者」、 二つのユニークスキルを武器に、スライムの大冒険が今始まる! 今は亡きシズの心残りである子供達に会いに、人間の国・イングラシア王国へ向かうリムル。途中立ち寄ったブルムンド王国では、冒険者登録や、ブルムンド王との極秘会談を行い、人間との交流の難しさを思い知ることに。そして、たどり着いたイングラシア王国では、ユウキ・カグラザカなる人物と会うことになるがーー。
通り魔に刺されて死んだと思ったら、異世界でスライムに転生しちゃってた!? 相手の能力を奪う「捕食者」と世界の理を知る「大賢者」、 二つのユニークスキルを武器に、スライムの大冒険が今始まる! 魔王・カリオンからの提案を受け、テンペストと獣王国(ユーラザニア)は互いに使節団を派遣し交流をはかることとなった。テンペストからはベニマルを団長とした数名が獣王国へ向かい、獣王国からは黄蛇角のアルビスを中心とする使節団がテンペストに到着。順調に交流が開始されると思われたが、挨拶もそこそこにリムルに対し敵意を剥き出しにする獣王国使節団の面々。