作者 : 佐島勤
十師族としての任務のため沖縄に渡った司波兄妹は、つかの間の余暇を使って南国を満喫する。観光名所を巡ったり、深雪の誕生日を祝ったりと、限られた時間ながら二人は幸福なひとときを過ごす。だが、そんな彼らを遠くから見つめる影があったーー。オーストラリア軍の魔法師であるジャスミン・ウィリアムズとジェームズ・J・ジョンソン、そして大亜連合からの脱走兵たち。人工島の竣工記念パーティーを襲い日本に混乱をもたらさんとする一団は、司波兄妹を次なる標的と定めていた……。
四家、共闘!! 十師族選定会議を襲ったテロをきっかけに、社会では「人間主義」による魔法師への糾弾が拡大。事態を重く見た十師族は、独自にテロの黒幕の追跡を開始する。任務に選ばれたのは達也、克人(かつと)、将輝(まさき)、真由美だった。達也と深雪の新たな関係性を描いた原作17・18・19巻エピソード、コミック版最新刊登場!!
「魔法科」シリーズの問題児! メンバー全員大暴れのスピンオフ4コマ第7弾、ついに登場! 日々研鑽を重ね鍛錬を積む、ストイックな魔法師たちの恋愛事情。 十師族・一条家の次期当主である一条将輝は、深雪を娶るため第一高校に転入? 新一年生の三矢詩奈は、少女マンガのような恋を求めて達也と深雪を観察? 深雪たちの叔母・四葉真夜は、達也との親子デートを画策? そしてもちろん深雪はいつだってお兄様ラブ! 魔法師たちのいろんな「愛」があふれまくる、ハートが飛び交う第7巻!
二〇九七年三月。イギリスが誇る戦略級魔法師、ウィリアム・マクロードはオーストラリア軍と提携し、日本を標的とした作戦を進めていた。一方、達也と深雪は四葉真夜から呼び出しを受け、沖縄に行くことを依頼される。表向きは、五年前に起こった沖縄侵攻事件の慰霊祭に十師族の公務として参加するため。しかし真の目的は、人工島の竣工記念パーティーを狙ったテロ計画を止めることにあった。南洋の小島を舞台に、複数の思惑が交差する大事件がいま始まりつつあった……。
魔法科高校一年生としての深雪たちの日々も、終盤にさしかかった二〇九六年一月。雫は交換留学生として、ひとりUSNA(北アメリカ大陸合衆国)へと旅立つ。代わりにUSNAから一高へとやってくるのはアンジェリーナ=クドウ=シールズという名の可憐な少女。しかしその正体は特殊部隊スターズを率いる戦略級魔法師、アンジー・シリウスだった。彼女の目的は、「灼熱のハロウィン」を引き起こした魔法師を突き止めること。そして、その容疑者リストには司波達也と深雪の名があがっていた……。
京都に潜む周公瑾の痕跡を追い、「伝統派」の拠点のひとつである食事処を訪れた達也たち。そこで彼らは、この国で長きに渡り続いてきた争いの別の面を知ることになる。 論文コンペの下見に訪れていた一条将輝、ボディガードの死の真相を追う七草真由美と合流し達也たちはさらなる事態の深奥へと足を踏み入れていくが……!?
襲撃、師族会議!! ついに開催された十師族選定会議。新たな十師族の誕生も束の間、会場が何者かによる自爆テロの標的にされてしまう…! 達也と深雪の新たな関係性を描いた大人気エピソード、コミカライズ第3巻登場!!
達也誕生の真相!! 十二月三十一日、次期当主候補指名前夜。達也が黒羽家当主から聞かされたのは、自分の出生の秘密だった。四葉一族が秘匿してきた罪とは…。深雪の“婚約”を巡る衝撃エピソード、コミカライズ第2巻!
黒幕襲来!!標的は日本!? USNAのリーナの元へ“七賢人”を名乗る者より情報が届く。「パラサイト事件」の黒幕による、日本へのテロ計画を掴んだリーナは司波兄妹へ連絡を取るが……。達也と深雪の新たな関係性を描いた大人気エピソード、コミカライズ第2巻登場!!
十師族、国防軍、大陸の術者……裏でさまざまな者たちの思惑が絡み合ったまま、二〇九六年度の九校戦は粛々と日程を消化していく。一高は依然、総合成績でトップを走る三高に大きく水をあけられていた。 達也は日中を技術スタッフとしての業務に、夜は九島家の陰謀を暴くための調査に時間を割くという二重生活を続けるもいずれも成果は芳しくなく、焦りと疲労だけが着実に蓄積していく……。 そんな達也のために、ついに深雪が立ち上がる! 最愛の妹の決意を受け、達也が至った結論はーー。
達也たちが「伝統派」に匿われているテロリスト・周公瑾を追う一方、一高では月末の論文コンペに向けた準備が着々と進められていた。 そんな折、七草真由美が達也のもとを訪れたことで、校内は騒然とする。真由美は、自身のボディガードを務めていた名倉三郎が殺害された真相を探るため、達也へ相談にやってきたのだ。彼女の話から周公瑾と七草家の関係にまつわる秘密の一端を掴んだ達也は、協力を約束するのだが……。 論文コンペの警備の下見を名目に京都に降り立った達也と深雪、そして友人たち。奈良と並び「伝統派」が多くの拠点を構えるこの地で彼らを待ち受けているものとは……?
毎度おなじみ「魔法科」スピンオフ4コマ第6弾! 達也と深雪には忘れられない沖縄旅行の思い出話や、 達也のアイドルデビューに棋士姿、さらにはゲーム化なんてことも…? そしてそして、深雪史上最高ハッピーであろうまさかの出来事が! 今回もステキなお兄様のお姿と、そんなお兄様にLOVE大爆発の深雪、 そして二人に振り回されるいつもの面々をご覧あれ!
幾多の波乱を乗り越え「九校戦」の総合優勝を果たした一高。だが、一高の生徒たちが喜びに沸く祝賀会のなかに達也の姿はない。 九校戦の裏で蠢いていた黒い影を討つべく動き出した兄に、深雪はただその身を案じることしかできず……。 九校戦編、ついに完結!
深雪の婚約に、異議あり! 魔法界に公表された、司波深雪の四葉継承と婚約。しかし、十師族の一条家から異議が申し立てられる。一方、魔法科高校では、素性を隠していた司波兄妹を敬遠する空気が流れ、達也と深雪は孤立してゆく……。二人の新たな関係性を描いた、大人気エピソードを新鋭・竹田羽角がコミック化!
深雪の心を乱す、四葉のしきたり。 司波深雪のもとへ、四葉本家から手紙が届く。それは一族の有力者が集まる新年の集い「慶春会」への招待状。文面から深雪は、自分が四葉家次期当主へ指名されると予感する。しかし、後継者に選ばれれば、同時に相応しい「婚約者」を迎えなければならず…。「入学編」、「九校戦編」、「ダブルセブン編」に続き、きたうみつなが原作16巻エピソードをコミカライズ!
九島家の目的は、パラサイトを宿した人型兵器ーー“パラサイドール”を完成させることにあった。 計画の一端は掴んだものの、達也たちはいまだ有効な手立てを講じられないまま九校戦開幕の日を迎える。 ライバル・一条将輝との再会、大会の陰でうごめく者たち、そして新競技に蔓延る違和感……。 謎めいた九島家の企みに、達也の打つ手はあるのか!? 激動の九校戦が、遂に幕を開けるーー!
二〇九六年六月。二年生になった達也たちの間では、今年の九校戦の噂が飛び交っていた。そんな折、魔法科第一高校に届いた九校戦の今年の開催要項ーーそこには競技種目の大幅な入れ替えが記されており、着々と準備を進めていた(はずだった)生徒会は大混乱! 達也たちも準備に奔走することになる。一方、裏の世界では十師族の一つ・九島家が九校戦を利用した不穏な企みを進めていた……。