作者 : 倉橋トモ
「俺は待てが上手いだけだよ」 自分にも独占欲があると知った上京1年目。 2年目の今は、近すぎず遠すぎず、いい距離感で過ごせている。 ーーそれは千秋にしてみれば、ずいぶんと我慢していたらしい。 しょげた恋人へと腕を広げ、和馬は願う。 「ごめん」と「大好き」が、伝わりますようにと。 お忍びキャンパスデートに「いつ恋」再びの文化祭編、 夜のバイトで番犬モード発動!? …と盛りだくさん! 甘やかし真綿攻×ツンデレ包容力受 愛情カンスト幼なじみBLの上京編、第2巻! ※こちらは【通常版】です。小冊子のある【小冊子付き初回限定版】もございますので、お間違いないようご購入ください。
溺愛攻×ツンデレ受の相思相愛BL、 いちゃラブ臨界点のシリーズ最新作・上京編! 長い幼なじみ期間を経て付き合った千秋と和馬。 上京して別々に過ごす時間が増えてからは、地元では感じなかった恋しさも知った。 そのぶん、2人きりの時間はもっと愛おしいものになっていく。 「幼なじみ」も「恋人」も正解で、 けれど自分たちを表すには足りない。 たった1人の、特別な存在ーー。 『いつか恋になるまで』、その後のお話。 描き下ろし5ページ収録 ※こちらは【通常版】です。小冊子のある【小冊子付き初回限定版】もございますので、お間違いないようご購入ください。
兄弟同然に育った千秋と和馬がそれを覚えたのは、中学3年のこと。 自慰に耽る千秋に気づいた和馬がもちかけたのが最初で、遊びの延長みたいなものだった。 少なくとも和馬にとっては。 だから和馬に彼女ができた時も、何でもない顔をした。 けれど無理をするほど気持ちのセーブは難しくなって、寂しそうな顔をする和馬に、余計に心はかき乱される。 そうして千秋は、ついにーーー。
付き合い始めたものの、先へ進めずにいた2人。 必要だったのはささいなきっかけで、和馬は千秋を欲しがる体に素直に従った。 思春期とは怖いもので、一度踏み越えてしまえばいくらでも求めずにはいられない。 ただ幸せな時間を重ねるほど、和馬には抱く思いがあった。 この関係は、誰にも言えないーーー。 そんな変化にいち早く気づいたのは、やっぱり千秋で…?