作者 : 呉勝浩
爆弾(2)爆弾(2)
秋葉原と後楽園に仕掛けられた2つの爆弾。手がかりと呼べるのは、その爆発を予言したスズキタゴサクと名乗る、酔っ払いの中年男。警視庁のエリート刑事・清宮の取り調べが進む中タゴサクは第三の爆弾のヒントを提示する。「神の言葉は母と子のみか」タゴサクの吐く言葉の真意が明らかになる時、新たな絶望が幕を開ける。
爆弾(1)爆弾(1)
些細な傷害事件で、連行された中年男。スズキタゴサクと名乗るその男は「十時に秋葉原で爆発がある」と予言する。直後、秋葉原の廃ビルが爆発。さらに男は告げる。「ここから三度、次は一時間後に爆発します」。爆弾魔の悪意に戦慄するノンストップ・ミステリー。
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