作者 : 土城温美
繰り返す呪いの連鎖。断ち切る術はあるか── 「カラダ探し」の呪いを止める手掛かりを求め、陸人たちは指切島へと向かう。島で発見した建物を捜索していたところ、高広の前に「赤い石」が現れー!? 「カラダ」を探していく中で、少しずつ成長していく陸人たち。そんな中、高広の記憶に異変が起こり始める──。
舞台は真夜中の遊園地。新たなる「カラダ探し」ここに開幕── 高校の文化祭の打ち上げで、遊園地を訪れた一ノ瀬陸人。園内で迷子のようなそぶりを見せる少女を追っていくと、彼女は突然「私のカラダ…探して」と告げ、姿を消す──。不可解に思いつつも帰路につく陸人。しかし夜の12時、突如遊園地に連れ戻され…!?
封印が解かれたことにより、赤い人とエミリー人形は融合し異形の化け物へと変貌。さらに、その化け物に捕食された理恵は、何と次の日には存在が消されてしまっていた…。漂う絶望を払拭するべく、明日香は最後の手がかりを求め、八代の元へ向かうが──!? 理恵を、そして失われた明日を取り戻すべく、残された5人は激化する悪夢に立ち向かう!! もう一つの『カラダ探し』、ここに完結!!
翔太が見つけた30年前の少女殺害事件を記したとある新聞記事。そこに載っていた被害者の少女・小野山美子はなんと、赤い人と瓜二つの見た目をしていた!! 赤い人と少女の関係性とは一体…!? 一方で、未だに過去の挫折に囚われ続けている篤史。だが、悪夢に立ち向かい続ける高広たちを見て、篤史の心が揺れ動き…!?
クラスメイトからの黙殺。幼馴染とのすれ違い。そんな空虚な日々を送っていた森崎明日香の身にある日、不吉な予兆が舞い込む…。夜の12時、気が付くと明日香を含む6人の生徒は学校の礼拝堂に集められていた! 終われぬ悪夢が蘇る…。もう一つの『カラダ探し』開幕!!