作者 : 宮尾行巳
【現代オカルト怪異譚、完結!!】 異変を感じ出した玲に、刻一刻と人間らしくなっていく鵺。 それぞれの在り方に悩む2人の前に、 玲そっくりの姿をした、新たな怪異が現れるーー。 自分自身と向き合い悩む彼らの行方は…。 怪異と人間の狭間で揺れる オカルティック人間劇、遂に決着。
【日々を脅かす恐るべし“怪異”…人間と妖怪が紡ぐ凸凹オカルト・ホラー!!】 妖怪“鵺”と共に、「怪異解決屋」を営み始めた玲に、多くの怪異が襲いかかる。孤独な青年を喚び込まんとする“人魚”に、姿を変える置物・“リンフォン”。夢の中で転ぶと現実でも死ぬ夢ーー。 怪異と人間の、魂が触れ合い、呼応する。 現代に潜む“あちら側”の隣人が、日常に侵食する時、怪奇現象が起こるーー。
【日々を狂わす人智超えし“怪奇現象”。人間と怪異、凸凹オカルトホラー!!】 人ならざる存在・“鵺”との共同生活を始めた稲生玲。 天狗による“神隠し”の逸話がある蓋吾山で 山中に“ある姿”を見つけた玲は、行方不明になってしまうーー。 日常の裏に潜む、この世とは異なる理で動く世界。 孤独をを抱えた人間を、闇の隣人達が密かに狙う…。
【日常に潜む“超常現象”の恐怖。禁断のオカルトホラー!!】 生きることに疲れ、樹海に赴いた稲生玲は、 途轍もない“何か”に遭遇する…!! 「妖怪」「都市伝説」「怪異」「異界」、 現代における数多の現象が襲い掛かる、 恐怖と狂気の世界がここに…!
『五佰年BOX』宮尾行巳が描く、本格中華ファンタジー! 不老不死の異形「羽人」同士の激闘から8年後。 闘いに敗れた殷雷は、都から遠く離れた村へ。 自らが羽人であることを隠しながら、かつての主の娘・蛍火とともに平穏な日々を送っていた。 「蛍火には、これから良い人生を送ってほしい」 そう願う殷雷だったが、ある日都から「皇帝の命を受けた使い」が来てしまう。 一方、もう一人の羽人に殺されたはずの元将軍・風洪は、地獄の底で目を覚ましていた。
「羽人。その者、不老にして不死。人の理より解き放たれた仙人であり、人々が徳を忘れた時に新たな世を創るため現れる」。そんな古い民間伝承を本気で信じる者などいるはずもなく「羽人」は空想の産物、誰もがそう思っていた。ただ一人、時の支配者「暁」の皇帝を除いては。皇帝の目的、それは羽人を見つけ、羽人を殺す事だった。コミックDAYS発本格中華ファンタジー、堂々開演!!
幼なじみの真奈の家から奇妙な箱を見つけた叶多。箱の中には中世日本が存在し、そこに干渉した結果、真奈が消え真樹という別の幼なじみが現れる。一度は真奈のいる世界を取り戻した叶多だったが、再び真樹のいる世界へと戻り、真樹と真奈の二人が同時に存在できる方法を模索する。真奈への思いを断ち切れない叶多に真樹は不信感を抱き、箱を強奪しようとする。もみ合ううちに二人は姿を消し、消えたあとには箱だけが残っていた。
五百年前の中世の日本に繋がる木箱。箱の中の世界に介入し、人間を殺めた叶多(かなた)と真樹。世界線が増殖し、並行世界を渡り歩く二人。在るべき世界はどこなのか。幼なじみの真奈のいる世界に、どうしても戻りたい叶多は、極限まで追い詰められ、再び神のごとく箱への干渉を始めてしまう。たとえ今の幼なじみ・真樹が消える事になったとしても…。
遠野叶多(かなた)は、幼なじみの真奈の家から奇妙な箱を見つける。箱の中には実際の人間が生活し、よく見るとそこは中世の日本らしき世界だった。ある時、叶多は箱の中で野盗に襲われている少女を救ってしまう。その結果、幼なじみの真奈が消え、新たに真樹という幼なじみが存在する世界が出現する。真奈は取り戻したい、でも真樹と過ごした時間も鮮明な記憶として蘇っていく。真奈か真樹か。叶多はどちらを選ぶのか。
遠野叶多(かなた)は、幼なじみの真奈の家から奇妙な箱を見つける。箱の中には実際の人間が生活し、よく見るとそこは中世の日本らしき世界だった。好奇心で観察を続けるが、ある時、箱の中で少女が野盗に襲われているのを見てしまい、思わずその野盗を殺してしまう。動揺した叶多は真奈に相談するため彼女の家に向かう。だがそこで真奈の父親から思いもよらぬ事実を告げられる。「うちには真奈なんて娘はいないよ」と。