作者 : 小山宙哉
地球帰還までの酸素を確保するために、誰かがオリョールの船外に出てソユーズ乗り移る必要がある。 そこで立ち上がった六太と日々人。 しかし乗り移るためには宇宙空間を跳躍し、船から船に飛び移らなければならない。 計り知れない恐怖の中、兄弟はついに宇宙空間へーー!
無事に月面を発ったムッタたち。しかし、帰還船に乗り移るためにハッチを開けた先でなんと火災が発生!途切れた通信、そして火に巻き込まれた吾妻は一体どうなる…!更に、この火災によって更なるトラブルも発生。近くて遠い、地球へ向けてーー危機的状況にムッタとヒビトが立ち上がる!
宇宙と地球、全世界で繋がっていく「We are Space brothers」の想い。その力を胸に、ムッタとヒビトは初の兄弟共同ミッション、「水資源の探査」に挑む!一寸先は真っ暗闇の洞窟内で、果たしてヒビトはトラウマを思い出さずに探査ができるのか。そして、「水資源」を見つけることはできるのかーー?
ムッタとヒビトがずっと夢見てきた、月面での再会。その歴史的瞬間に、世界中が歓喜する!そして、月面では初めて対面するマクシム4を迎えて、ムッタとフィリップが歓迎会を用意。孤独で寂しかった月面は、マクシム4の到着で一変した。国際的救出ミッション「FMTEミッション」完遂に向けて、無事にみんなで地球へ還ろう!
日々人を乗せたロケットは、ついに宇宙に到着。宇宙船から見る地球、そして月の美しさを改めてかみしめる日々人たちマクシム4!一方で、マクシム4の宇宙到着を喜ぶのも束の間、月面では月面基地の要である「全固体電池」にトラブル発生。修復のため船外活動に向かう六太とフィリップだが、そんな六太にさらに「緊急の知らせ」も届きーー!?果たして、無事に兄弟は月面で再会できるのか!
救援物資を手に入れ、一時の安らぎを得た月面のムッタたち。その一方で、地上ではシャロン天文台の記念すべき「ファーストライト」の準備が進んでいた。さらに、ムッタたちを救うべく、月への救出ミッションも本格始動!マクシム4が着々と月へ行く準備を進める中、二度目の月行きが目前に迫るヒビトの心中はーー。
ムッタとフィリップが生活をしている月面基地から不時着したルナランダーまで、その距離約80キロ。何が起こるかわからない月面で、ムッタとフィリップは未経験の長距離移動に不安を隠せないでいた。そんな中、彼らに代わって地上で月面シミュレーションをするケンジとレイジだが、失敗続きに焦りを覚え始める。地上のタイガーチームは、果たして無事彼らが安全にルナランダーまでたどり着ける道筋を見つけ出すことができるのかーー。
日々人がレスキューミッションのクルーとして月にやってくるという朗報に、兄としての喜びと地球帰還への希望を感じる六太。一方で、術後のベティを含むジョーカーズAチームは、ISSで地球帰還のタイミングを待っていた。しかしそこで、思いもよらないトラブルが発生し…!?ジョーカーズは、全員そろって無事に地球に帰還することができるのか…!?
帰還船を失ったまま月面に残された六太とフィリップを救うため、世界中が立ち上がった。NASA(アメリカ)、JAXA(日本)、ROSCOSMOS(ロシア)が協力し、六太たちを地球へ帰還させるための一大プロジェクトが動き出す。そしてプロジェクトの鍵を握る、月面へと派遣されるロシアの宇宙飛行士の選抜が始まり……。
ベティの手術は無事に終わった。しかし、月面に残された六太とフィリップの「帰還船」は以前として無いまま。孤独な月面で天文台建設作業を続ける六太たちは、無事にミッションを果たすことができるのか!?
月面天文台ミッション完了間近、タンク破裂事故に巻き込まれ怪我を負ったベティ! すぐに手術しなければ命が危ない!だが、十分な医療設備のない宇宙空間で手術などできるのか…!?そして、月面にたった二人で残ることになった六太とフィリップにも、新たなる脅威が迫ろうとしていた…!
* 月面天文台ミッションもいよいよ大詰め! だがその時、ベティを襲う誰も予期しなかった「事故」…!シャロン天文台は完成するのか!?そして、誰一人欠けることなく地球帰還は果たせるのか!? 「究極の選択」を迫られた時、六太の選択は…!?
* ISSでの任務を終え、ついにせりかが地球への帰還ミッションに入る。その時、時空を超えてせりかの目に飛び込んでくる「祝福の火花」とは!?一方、六太の月面天文台ミッションもいよいよ佳境へ。シャロンとの約束を果たす為、日々人に兄としての威厳を見せるため、六太が最後の気力を振り絞る!
#287 ロシアに飛び込め #288 拳の中に #289 答え合わせ #290 予定通りだ #291 太陽のせい #292 オーロラの夜 #293 月のオーロラ #294 暗い不安 #295 We are lonely…
スーパーコンピューター”SHARON”を太陽嵐による電波障害から守るために船外活動へ出た六太とエディは思わぬトラブルに巻き込まれてしまった。六太はかつて日々人が落ちた峡谷から抜け出せず、エディは酸欠で意識を失う絶体絶命の危機を迎える。一方その頃、地球では“あの男”が宇宙を目指して訓練を始めていた。 #278 続きをやろうぜ #279 エディ&ブライアン #280 空白の時間に #281 語らずともそこにいてくれればいい #282 久しぶりムッちゃん #283 変な一言 #284 決別 #285 告白 #286 ロシアの温度
アンテナの消失、人類未踏の横穴の発見。予想外なアクシデント見舞われながらも作業をこなすジョーカーズ。月に「水」があるかもしれないという仮説も浮上し、彼らの月面ミッションはさらに充実したものになりつつある。しかし、そのとき六太たちの頭上に渦巻く”波”が彼らのすぐ背後まで忍び寄っていた。 #269 大波 #270 贈り物 #271 このために来た #272 希望の轍 #273 俺のせいだ #274 リッテンディンガー峡谷 #275 選ばれし宇宙飛行士 #276 お前に見せてやりたいぜ #277 エディを信じて
せりかたちのALS実験が成功したという知らせに喜びを噛み締めながら、ジョーカーズはシャロン月面天文台を建設するため月の裏側へ向かう。予想外のトラブル、姿を消す仲間……。六太は自らの足で人類未踏の闇へと踏み出していく。 #260 光 #261 待ってろよシャロン #262 裏側 #263 想定外 #264 穴 #265 消失と発見 #266 地中の宇宙 #267 気付いた一日 #268 雨の音
ついに、夢にまで見た宇宙へと飛び出した六太たちジョーカーズ! 予想もしないメッセージ、宇宙空間での「ランデブー」と、休む間もなく続く出来事に、心臓の鼓動は高まりっぱなし。そして…一行はついに月へと到達する! ついに宇宙へと飛び出した六太たちジョーカーズ。打ち上げ成功の喜びに浸りつつ、一路月へと針路を取る。だが、地球で待つシャロンと、月面着陸を控えた六太、双方に予期せぬ危機が迫りつつあった。月の大地を目の前に、こんな所で倒れてられない! 踏ん張れ、六太! #242 バクバクだ。 #243 癒しのランデブー #244 週刊六太 #245 緊急連絡 #246 新しい私 #247 聴こえますか #248 月面着陸 #249 最初の一手 #250 父の長い一言