作者 : 小嶋網走
やがて蛸になるきみと(2)やがて蛸になるきみと(2)
小坂凛、高校1年生。 その大好きな彼氏・真島くんは「蛸になる呪い」を患っていた。 呪いによる「発作」で暴れる真島くんに危害を加えられてしまった小坂さん。 ーー痛い。怖い。だけど、一緒にいたい。 だって、真島くんが好きだから。 真島くんのおかげで、世界のまぶしさを知ったから。 小坂さんと真島くんは、たった2人だけで呪いに立ち向かっていく。 そんな中、真島くんのお母さんが現れたことで 恋と呪いの物語は大きく動き出す…。
やがて蛸になるきみと(1)やがて蛸になるきみと(1)
高校1年生の女の子・小坂さん。家ではお母さんにぶたれるし、学校には友達もいない。 そんなドン底で灰色の日々は、ある日一変する。 真島くん。野球部の人気者で、笑うと八重歯がチラッと見える男の子。 ささいなきっかけで、少女は初めて「恋」を知った。 ーーきみのことが好き。なによりも。誰よりも。 しかし、真島くんは「蛸になる呪い」に苦しんでいて…。 タイムリミットは半年。どこまでもピュアで、痛いほど切ない、恋と呪いの物語。
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