作者 : 小森みっこ
大学1年の秋。日和は、バイト先で知り合った女子高生・紗良と少しずつ仲良くなっていく。紗良の中では日和に対して特別な感情が芽生え始めるが、一方の日和はというと──? 期待も思い出も努力も全部東京に置いてきた──
九州の大学に進学したばかりの頃の日和は周りの女子にはモテつつも、友達のできない日々を送っていた。そんな中、日和の悪口を好き放題に言う七瀬と出会う。家族も友達も思い出も…全て東京に置いてきた日和が、遠い地で見つけるのは……? 止まってる暇はない──
日和が佑菜のもとを去ってから、はや2年。佑菜と亜蘭は社会人となったが、関係性は昔のままだった。しかし、風邪をひいた亜蘭の家に看病にいくことになり、2人の関係に変化が!? その時、九州へと進学した日和は何を──?? おまえの優しさに俺がつけこんだんだ──
“佑菜さんを好きでいるのはこれが最後です” 日和は佑菜と距離を置き、卒業後に九州の大学に進学することに──…。 日和くんが私にしてくれたように今は、君に会いたくてわたしは走り出していた。
亜蘭からの突然のキスに動揺を隠せない佑菜。日和は意を決して再度自分の気持ちを佑菜に伝えようとするが──? あなたのことが好きです。ただ、それだけを伝えたくて──
佑菜との約束を胸に高校最後の夏の大会に挑む日和。一方の佑菜も日和への想いが日に日に増していくけど…? 佑菜と日和、そして亜蘭。それぞれの想いが交じり合う──。
日和の剣道の試合を応援する事になった佑菜。迎えた当日、日和のいつもと違う姿に…? 一方の日和は、試合前に亜蘭と再会した事で心が乱れて…。 大切に想いを育んでいた2人の関係に、変化が…!
クリスマスが近づき、日和からデートに誘われるかもしれないと今まで以上に意識する佑菜。一方の日和も、どうやって佑菜を誘おうか悩んでいて…? 少しずつ少しずつ近づく2人。そんな2人のクリスマスは…? 【収録作品】センチメンタル キス番外編
自分のピンチに駆け付けてくれた日和に謝罪とお礼をするため、日和の通う高校の文化祭を訪れた佑菜。しかし、いざ日和を目の前にして話をしようとするが言葉が出てこない。すると、不機嫌そうな日和から…? すれ違っていた2人の恋がついに──
佑菜に告白をし、フラれた日和。しかし、自分の言葉に赤面した佑菜を見て、振り向いてもらえるよう頑張ると決意。そんな日和の前に、佑菜の幼なじみ・亜蘭が現れて…? 佑菜を想う気持ちなら負けないはずだったけど──
大学生の佑菜への恋心を自覚した日和。剣道ばかりの生活を送ってきたため、初めての感情に戸惑ってばかり…。夏休みに入り、佑菜との距離を何とかして縮めたい日和だったが…? 大学生と高校生、年の差はどうしたって縮まらない。でもーー
夏川佑菜は多忙な中学教諭の母と反抗期な中学生の妹・菜々との3人暮らし。バイトに家事に忙しい日々を過ごしていたが、ある日、とあるトラブルがきっかけで美しい年下の男子と出会い…? すべてをさらけ出す運命の恋が今動き出すーー
昴との因縁を終わらせるため、自分を一方的に殴らせた弓弦。傷だらけで家に帰ると、そこには目を覚まし、退院した花が…。想いを確かめ合った2人は互いに抱きしめ合って…。「──全部やるよ俺の命ごと全部おまえに」 幼なじみの運命の恋、フィナーレ──!
泣き疲れて眠る花が昴と一緒にいると知った弓弦。仕事を抜け出し、2人を捜しに向かう。一方、昴は目覚めた花をある場所へと連れて行き…。 「俺の好きなおまえはこんな表情じゃないんだ」花を想う弓弦が選ぶのは──。
昴の実家が経営するスイミングスクールに弟の光を送り迎えすることになった花。昴と接する機会が増えたことで、弓弦と昴の関係にも気づき始める。一方、弓弦の前にもルカが再び現れて…? お互いを想い合う花と弓弦。でも、重なる再会をきっかけに少しずつ──
「…それだけで、足りんの?」初めて一夜を共にするふたり。お互いが大切だからこそ、緊張しながら慈しみ、重なろうとするが…? 火照る身体と逸る心が忘れられない夜にする
弓弦が昴を傷つけてしまった過去を弓弦の兄・未来から教えてもらった花。一方の弓弦も、自らの過ちと向き合うために昴のもとを訪ねる。そして、花にも自分から話すため、泊りがけで母親の墓参りに誘う。 初めてのふたりだけの夜。初めて心と身体が重なる──?
弓弦の過去に関係がありそうな昴。その昴と少しずつ近づく花。そして、弓弦と花の間に流れていた穏やかな時間も少しずつ…? 折り重なっていく出会いと再会。そして、物語は弓弦の過去へ──?