作者 : 山本夜子
美しいばけもの(3)美しいばけもの(3)
二人ならば、どこへでもーー。 遠い昔の記憶、先代の女王は一羽の誇り高い大鷲と出会う。その大鷲こそが、後に眷属となるアドラーだった。そして現在、祝祭を控える王都にも影が忍び寄る。ツバキたちは王都を守ることができるのか…?”少年”と”獣”の物語、ここに完結。
美しいばけもの(2)美しいばけもの(2)
少年と獣、女王と大鷲。 仇花を倒し、霧の森を抜けたツバキたち。自身が“祝福の子”であることを知ったツバキは、もう一人の祝福の子が待つ王都へと向かう。ところが、アドラーと対立する騎士団長ジャックに王都へ入ることを拒否されてしまう。ジャックたちが矢を放ったその時、姿を現したのはツバキと変わらない年ごろの少女で…。“少年”と“獣”が、自らの進む道を決める第2巻。
美しいばけもの(1)美しいばけもの(1)
少年と獣は歩む、世界を識るために。 訪れた地に祝福を授ける、獣の姿をした神、”大神様”。その伝承が残る山間の集落は、一年中降りやむことのない、豪雪に苦しめられていた。”大神様”への供物が足りないためだと考えた住民は、とある少年を人身御供として差し出す。少年と”大神様”の出会いが、世界を大きく揺るがすことも知らずに…。少年×獣の、本格主従幻想譚、開幕。
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