作者 : 暖カイ炉
ザ・スカム・ラフ 2ザ・スカム・ラフ 2
「おのこだと、何か問題があるのか? それに、私の事を綺麗だと言っていたそうじゃないかーー」 痣持ちで、今まで「綺麗」だと言ってくれたのは、母だけだった。 だから、貴方と「仲良くなりたい」って思ったんだ。 未来の事を考えると、隣にはいつも貴方がいるんだ。 ……こんな風に想うのは、「友達」なのに変なのかな。 青い春のようなひと時。 描き下ろし20p収録した、獣人達のショートストーリー・コミック。
ザ・スカム・ラフ(1)ザ・スカム・ラフ(1)
「お花が好き」「ドレスが好き」「可愛いものが好き」 でも、父上はそんな自分を「気色悪い」と暴力で黙らせた。 「そんなお前を誰が愛してくれる?」と心を抉った。 ……好きでごめんなさい。「普通」じゃなくてごめんなさい。 ーー父から愛されたことなど、一度たりともなかった。 自分を、「駒」としか思っていなかったから。 でも、それでも。やっと、「本当の愛」を見つけたのに……。 狂気に満ちた獣人達の生涯を描く、ショートストーリー・コミック。 描き下ろし20pを加えて、フルカラーで待望の書籍化。
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