作者 : 有賀リエ
零れるよるに(3)零れるよるに(3)
父親への殺人未遂で少年院へ入ることになった天雀。よるは児童養護施設で出会って以来、初めて天雀と離れ離れになる。ひどい仕打ちをうけたよるは「強くなる」ことを決意する。二人の再会は…?
零れるよるに(2)零れるよるに(2)
突然現れた天雀の父は「天雀と一緒に暮らしたい。」と願う。初めてよるの前で涙を流す天雀。「1%の幸せな記憶にすがって生きている。」親を捨てきれない天雀の気持ちが分かるよるを天雀はそっと抱き寄せる。天雀はよると一緒に生きることを選ぶ。それは家族のように? それとも…。
零れるよるに(1)零れるよるに(1)
DVを受けていたよるは児童養護施設に保護される。周囲に馴染めずにいたよるを守ってくれたのは同い年の天雀だった。愛情を喪失した苦しみを分かち合う二人。よるの気持ちはやがて恋心へと変化していく。厳しい環境の中で世界から零れてしまわないよう支え合うよると天雀。暗闇に光は射すのか?
パーフェクトワールド(1)パーフェクトワールド(1)
インテリア会社に就職した川奈つぐみ(26歳)は建築会社との飲み会で、高校の時の同級生であり初恋の人・鮎川 樹と再会する。樹にトキメキを覚えるつぐみだったが、彼は車いすに乗る障害者になっていた。「樹との恋愛は無理」。最初はそう思うつぐみだったが……。 思わぬ再会 君に伝える言葉 見えない痛み 近くて遠い君へ
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