作者 : 末次由紀
全国優勝しなければ、千隼がかるた部を辞めさせられるーーー 瑞沢かるた部は、思わぬかたちで厳しい条件を課せられるが、凛月は望むところだと息巻く。 そんな中、団体戦での声かけルールの変更が通達された。新たな戦い方を求められ戸惑う部員たちだったが、OBである机くんこと、駒野勉が北央学園との練習試合をマッチングする。 猪突猛進な凛月と、かるたに魅せられていく千隼。 ふたつの才能の原石は、ついに近江の地へ! その熱情は、誰がためにーー。 あらたな『ちはやふる』、全速力の第3巻!
夏の全国大会団体戦目前。それぞれの事情を抱える凛月たちは、みんな揃って全国大会に行くために、まずは課外学習(オバケ退治)へ! 一方、千隼は入部してたった13日で初段認定大会に挑むが…!? そしてキャプテンの菫も、自らの気持ちと向き合おうとしていた。 「みんなの練習見にきてくれませんか 綾瀬先輩……」 その決断は、誰がためにーー。 あらたな『ちはやふる』、躍動の第2巻!
名人・クイーン戦第5試合、最終盤ーーー! 名人・クイーン戦ともに、第5試合、しかも運命戦。「読まれたほうがクイーン」という状況で、千早が詩暢に送った札とは…!? 15年間の連載、ついにフィナーレ!! 大学生になった千早に会える番外編も収録☆ 美麗カラーと最終話のネームを収録した特製小冊子つき特装版も同時発売!
名人・クイーン戦第5試合。頂点を求める強者たちが、最後の一勝を懸けて燃えている。その火傷をするほどの熱とは対照的に、それぞれが、音に、相手に、自分に、そして自分とかかわったすべての人に、静かに向き合う時間でもあった。かるたの神様は、どんなかたちをしているんだろう。千早は、新は、手を伸ばした札の向こうにその姿を見るか。お願い だれも息をしないでーーー。青春かるた漫画の金字塔、クライマックス!
前人未踏のクイーン戦・第4試合目を終え、詩暢の脚に異変がーー…。 新も周防名人の猛攻に敗北を喫し、二勝二敗、振り出しへと戻る。 千早・周防の追い上げから逃げきれなかった二人を襲う「呪い」とはーー? ついに舞台は第5試合へ! 青春全部懸けて挑む、最終決戦開幕!!
名人・クイーン戦はついに第4試合突入! 第3試合で勝利を逃した重圧が詩暢・新に重くのしかかる一戦。 「勝つイメージ」が浮かばず苦戦する新の前に、なんと太一が現れるーー! 憧れの場所に千早・太一・新の三人が集い、物語はクライマックスへ!
名人・クイーン戦第3試合。絶対絶命の中、なんとか勝ち星を上げた千早と周防。 流れを掴み始めている2人に対し、詩暢と新はどう戦うのかーー…!? それぞれの想い、願いが交差する、第46巻!
クイーン戦第二試合。詩暢の歌の世界へ没入し3枚差まで迫るも、あえなく敗れてしまう。次負けたら、クイーンへの道は絶たれるーー。できる限りを尽くした千早は、絶望感に苛まれる。そんな千早を救ったのは…!? そして、最強の名人に王手をかけた新。あとがない周防は、太一が引き合わせたおば・兼子と出会って、どう変わる…!?
名人・クイーン戦に挑む千早。アクシデントを乗り越え迎えた第一試合、爪痕は残したものの詩暢の隙のない取りを前に、落としてしまう。一方新は、周防名人と対峙しても臆することなく、一勝をもぎ取る。第二試合、千早は詩暢にある作戦を仕掛けるがーー!?
ついに名人・クイーン戦 第一試合が始まった!! クイーン・若宮詩暢の圧倒的な強さを前に、千早はどう戦うのかーー!? 同じ会場で周防名人に向き合う新の思い、そして太一はーー!!
クイーン戦へむけ、近江神宮へ降り立った千早。緊張を増す中、新に出会って気持ちがほぐれる。前夜祭を終えて部屋に戻った千早に待ち受けていた、まさかのアクシデントとはーー!?