作者 : 本宮ひろ志
託された総額50億円分の借用書。 本宮ひろ志が次に描くは“借金取り”! 主人公・大島健に託された総額50億円分の借用書。これらを全てものにするには、自ら動きまわって回収するしかない! 債務者はヤクザから社長、首相まで。立場に屈さぬ優しき漢の大立ち回りが今始まる──。
俺はクソつまらない人生にピリオドを打って先に行く。お前らはどうする? 大企業に勤めていた黒澤鉄太郎は突然、退職願を提出し、会社人生を終えた。彼の次なる人生は…? 一度きりの人生、生き方一つで世界は変わる! 湧きたつ衝動に従って生きろ──! 本宮ひろ志が描く人生変革群像劇、開幕──!
滅びゆく地球で、人類は…!? 私たちに迫る未来が、ここに記される──。 地球温暖化、環境破壊、人口爆発、資源不足。少しずつ蝕まれていく地球で、我々人類は何を考え、生きていくのか…。本宮ひろ志が綴る、未来を生きる人間達の生き様を克明に描いた物語──!
“民話”……それは、民の生活を綴り、民により語り継がれ、口承されてきた説話── 長きに亘って受け継がれてきた数多くの民話からは、時代時代の歴史的バックグラウンドや時勢、戒め、金言、ときに反面教師などが読み取れる。“人間の業”を描き続けてきた本宮ひろ志が、いま改めて描破する、“本宮流”オムニバス民間説話!
幕末期、渡米して苦学し、帰国後、日本銀行でのキャリアを重ね、やがては総裁に就任。総理大臣、大蔵大臣を務めるなど活躍し、“高橋財政”時代を築きながらも、最期は昭和11年「2・26事件」で陸軍青年将校の凶弾に倒れた。他国に引けを取らぬ外交術をみせた高橋是清、波乱万丈の生涯──
巨匠・本宮ひろ志が描く、すべての“いま”を生きる人々に贈るオムニバスシリーズ! 大企業の後継者となった直後にグループ解散を発表した大山厳の奇想天外な生き様「大金持ち編」。蓄えた預金で自分だけの生きる場所を見つけたOL「移住編」。ふいに託された老犬との日々が始まった青年「老犬ハチ郎編」。町医者の安易な診断で理不尽な扱いをうける中年「その他大勢編」。さらに、特別編「八百屋銀次郎編」を収録。
日本が異国と交わり始め、大きく変わろうとしていた時代・幕末。その中で、あの坂本龍馬に愛され、新政府軍の金庫番を務め、五箇条の御誓文の草案を作った漢・由利公正! 明治維新を契機に参与として登用され、ひいては現代日本の原型を築いた稀代の政治家の人生とは──!?
金言名句“小事を努めて怠らなければ、大事は必ず成就する"“凡世の中は智あるも学あるも、至誠と実行とにあらざれば事は成らぬ物と知るべし" 小を積んで大となす圧倒的概念を有する金次郎。戦前戦後の大物実業家らにもその哲学や手法が手本とされた、日本の資本主義の原点思想がここにある。